京都に移り住んで
もうすぐ一年
踊りの会や唄の会
観劇に会食
何かとお出かけが多く
なってみて 思うのは
そんなお席には
「飛び柄小紋が良く似合う」
ってこと。
訪問着や附下ほど
仰々しくなく
それでいて華やかで
程よく控えめ
自分自身の 改まった気持ちも
場を少しだけ 華やかにすることも
出来るから
そんな三女の経験から
今回ご紹介する
持っていて便利な
「 お出かけ用の夏の小紋」
竪絽地を墨黒に染めた
「コプト更紗」の飛び柄小紋
夏の濃地は
お襦袢の白が 透けて
なんとも涼やか
真っ黒でないのも
強くなりすぎず 嬉しいですね
それでも 明るいお色に比べると
少しだけ 力強く
なってしまう小紋 なので
合わせる帯は
優しく女性らしいモノ を選んで
角団扇の中には
秋草達が描かれていて
見ているだけで 風薫る
「格子絽の名古屋帯」
です。
暑い夏だからこそ
麻だけでなく
たまには
こんな小紋で
美味しいものを戴きに
お出かけしてみませんか
三女より