京都 今小路 あま宮 ブログ

羽織の準備

立秋を過ぎた 夜

建仁寺の境内を 歩いていたら

ふと 単衣の羽織を

準備したくなりました。

袷の羽織やコートになる 前後

帯付きで歩くには

なんだか心もとない

そんな思いを 例年していませんか?

そんな皆様に
ご紹介したいのが こちら

haori-eba

着姿を考えて

お太鼓山から 裾にかけて

様々な丸紋が

美しく配置されており

haori-eba-marumon
地色の白灰桜は

まだ寒くなりきらない 秋口にも
陽射しの温かさは感じつつも
まだ肌寒い 春先にも

薄色の着物にも
濃色の着物にも

合わせやすく 使いやすいお色
haori-eba-gara

絵羽の羽織でいて

控え目で 上品な柄付けと

梨地のような 雲井のような

独特の生地は

訪問着から 紬まで

合わせて戴ける
優れものでございます。

夏の終わりの

この時期だからこそ
準備したい逸品でございます。

三女より


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