立秋を過ぎた 夜
建仁寺の境内を 歩いていたら
ふと 単衣の羽織を
準備したくなりました。
袷の羽織やコートになる 前後
帯付きで歩くには
なんだか心もとない
そんな思いを 例年していませんか?
そんな皆様に
ご紹介したいのが こちら
着姿を考えて
お太鼓山から 裾にかけて
様々な丸紋が
美しく配置されており
まだ寒くなりきらない 秋口にも
陽射しの温かさは感じつつも
まだ肌寒い 春先にも
薄色の着物にも
濃色の着物にも
絵羽の羽織でいて
控え目で 上品な柄付けと
梨地のような 雲井のような
独特の生地は
訪問着から 紬まで
合わせて戴ける
優れものでございます。
夏の終わりの
この時期だからこそ
準備したい逸品でございます。
三女より