京都 今小路 あま宮 ブログ

「母の好きだった帯」

昨日 赤い襦袢を着ていて

母の好きだった
赤い八寸帯があったことを

思い出した

昭和40年代 柄の大きめな
色の挿してある 大島紬

と合わせて よく売れていた

赤いすくい の帯

すくい 八寸名古屋帯

いま 改めて締めてみると

軽いのに

打ち込みがしっかりしていて
締めやすい

身に着けていると

わからないのですが

こうして写真を撮ると

すくい 八寸名古屋帯

なんと写真映えのすること!

大胆な大きさでいて
空白の使い方が上手な 構図

色彩の強弱の バランスの良さ

実に よくできた帯で

ありますこと♪

当時 流行った

色入りの藍大島ではなく
白の蚊絣のリング大島 を合わせて

四半世紀近くもの

時を超えても なお

想い出とともに

色褪せることなく

身に纏うことの出来きる

「着物」という「着るモノ」

の存在に改めて感謝

そして もっと

この帯のこと 他の色んなことを
お喋りしておけば良かったなぁ~

と反省 するのでありました

三女より


次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

© 2024 京都 今小路 あま宮 ブログ

テーマの著者 Anders Norén