京都 今小路 あま宮 ブログ

「羽織紐から学ぶこと」

本日の京都は 晴天
風もなく 気温も20℃
とっても 気持ちイイ~

こんな日に 着るのは
やっぱり 羽織

haori-komon

鉄紺色に 少しばかり
深紫を落としたような お色の

御所解き 飛柄小紋反物 を
羽織 に仕立てております。

コートとしての役割重視

なので 丈も長め

公共機関や タクシーなどの
移動の時に 着物の膝裏が
保護されるように

中身は 前回紹介した
染め替えた着物に

洛風林さんの 苺間道の帯に

草履は 焦げ茶のエナメル台にモカ坪

haori-mae

羽織紐は 龍工房さんの
柄の色と同じ 桜鼡と
ほんのり紫がかった鼡 のぼかし

落ち着きの中に ほんの少し
女性らしさがあって
合わせやすいからと 仕入れたのですが
なかなかお嫁にゆかず

今仕立ててる 次女の羽織にも
ちょうど合うので

イイんじゃない?

なんて話もしてたのですが
本人は

ピンクが可愛すぎる…と
気乗りせず

そんなことナイんだけどなぁ~
と言ってみても 次女は頑な

]

あまりにも嫁がないので
ならば! と私が

購入することにしました

すると
着用している姿をみて

「あっ その羽織紐!
そんな良かったんやぁ~
大人やね、ええねぇ~」と

そして 本日も

写真を撮ってくれながら

「やっぱり その羽織紐
ええねぇ~ そんな大人やったんやぁ~」と

だから言ったのにぃ~ 笑

着物の帯も小物も

シンプルで控え目なモノほど
その良さに気づかず
購入リストから 外れてしまう

でも そういうモノほど
その方の 全体の着姿と
見事に調和し 褒められ
そしてどれよりも 使いやすく
本領を発揮してくれるんですよね。

皆さんは 気づいてますか?

三女より


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