京都 今小路 あま宮 ブログ

「キモノの話のはずが…風呂敷」

本日は 陽射しも暖かな
京都でございます。

午前中 その業界では有名な

こんなカンジの

風呂敷や 数寄屋袋など

風呂敷 綿 笹蔓文様

上質な生地を一手に

織ってらしゃる
社長さまが ひょっこり
遊びに来て下さいまして

何気ない会話の中に
たくさんのヒントを置いてって
くださいました

やっぱり 凄い方だなぁ~

着物を着るようになって
必須アイテムとなった

風呂敷ですが

絹の縮緬は お出掛け用には
良いけれど ガシガシ使うには
てろ~んって 伸びますし

巷にあるカワイイプリントの綿は
生地が頼りなくて
重たいモノには向かないし

なんかないかしら??

なんて 思ってる時に 西陣や

室町界隈で 当たり前に使われている
風呂敷がとても使いやすそうで
ご紹介して頂いたのがご縁

そして 京都のお店ができてみたら
またまた すぐご近所なことが発覚!

お江戸にいた頃は 運転手さんに
住所を伝えて 連れて来て頂いてたので
室町界隈以外 全く

京都の地図が頭に入っておらず…笑

以来 気にかけて下さって
時折 天神さんの帰りに
立ち寄ってくださるのです

折角なので ここで少し
社長さんのところの風呂敷の話を…

社長さんのところは

正倉院文様や名物裂など
伝統的な文様を中心に

織られてる 生地屋さんで

とっても丈夫で

適度なスベりはあるのですが
一度ちゃんと締めると

ズレなくて とっても

使いやすいんですよ♪

風呂敷 名物裂

コチラの生地タイプも 綿100%

さきほどのより 光沢感があるので

よそ行き感があり

お茶席などに持参するのも
良いですね

他に同じ織組織で 絹100%も

大きさも
90・120・160 その他

と選べるので 座布団や
テーブルクロスなど誂える方も
いらっしゃいます

そういえば 私も
広幅を二重にして 縫って頂いて
日常着るキモノ がしまってある
シェルフの 油箪として使っています(^^ゞ

毎年 古典文様をアレンジした
干支の風呂敷も されてるので

お年賀などにする方も

いらっしゃったり

また 名入れもできるので
差し上げる方の名前 を入れて
引き出物 にした方も

いらっしゃいます。

私が常に使っているのは

160×160の大判

トロリーの底に そのまま広げ
帯・三つ折りにした着物・襦袢 など

一式入れて 風呂敷で包めば

縦にして ガラガラしても
変に着物にシワがいくこともなくて
使いやすい!

今度の mini會に
少しだけ 持参致しますね ♪

京都で ご興味のある方は
店頭でお声掛け下さいませ

普段は仕舞ってあるので…

さて 本日のキモノは

飛び柄小紋で はんなり~
といきたくなり

小紋 飛び柄 七宝
銀灰鼡色地に

変わり七宝柄小紋 を着ることに

色違い 素材違い
ちょっと デザイン違い

で ご縁頂いてる方も多い柄ですが

ほど良い 七宝の
くずし加減と

よそ行き感 と 普段着感の
絶妙なバランスが 好評な柄

の1つ でございます。

夏の小紋でも
色違いで着ておりますよ(^-^)

だって 使いやすいんですもの~♪

コチラのは 七宝の中が
ほんのり ピンクぼかしで
中心が 新橋色

なので 合わせやすように
八掛は  ピンク鼡ぼかし

で 仕立てております

本日は 黒い帯が
何となくしたかったので

時計の帯と合わせて

襦袢は昨日同様

桜鼡色の 霞ぼかし
帯締めに 冠組の薄桜色

このままだと ボケるので
帯揚げに 濃き紫に白丸ぼかし

を 合わせて

正面の片方は 白
もう片方は紫が出るように
着つけました

明日の京都は
また 雨だとか…
インフルエンザも大人がだいぶ
かかってるみたいですし…

皆さまも どうぞご自愛くださいませね。

三女コト
小宮 たつみより


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