京都 今小路 あま宮 ブログ

「悩…皐月に着るキモノ」

着物のルール的には

五月は「袷」かといって

GW 頃には 毎年 夏日

袷?単衣? 悩みますよね…。

そこで日頃 私が この時期に
どうやって選んでるのか? のお話を少し

先ず GW あたり…
夏日の声が聴こえてくる頃には

裾除け・肌着 を

  絹 ⇒ 麻 

上着 を

  単衣羽織 ⇒ 紗羽織

下着と上着は ココから切替です。

そして 着物

その日の気温と行動に合わせます
例えば…

朝晩 10℃代前半 / 日中 夏日 予報の時

《五月前半 晴れ》

  日中 ずーっと室内ならば
着物 = 袷
襦袢 = 単衣

  日中 外出するならば
着物 = 単衣
襦袢 = 単衣

《五月前半 曇り》

日中 外出でも室内でも

 着物 = 袷
襦袢 = 単衣

何故なら お日様がないと うすら寒いから

朝晩 10℃代半ば / 日中 夏日 予報の時

日中 外出でも室内でも

 着物 = 単衣
襦袢 = 単衣 または 麻

麻の襦袢は 湿度があるな~ と感じた時に
塩瀬の衿をつけて 着ています。

そして、五月中旬以降は ほぼ

日中 外出でも室内でも

 着物 = 単衣
襦袢 = 麻

ただ コレはあくまでも京都での
暮らしの話

京都は 山に囲まれて
朝晩の冷え込みも まだございますし

街中に 神社仏閣も多く
土 や 砂利 も 多ございます

そうすると 日陰に入ると
少し涼しいのです

しかし

アスファルト や コンクリートが多く
ビルが多い東京では

空調の熱風などもあり
街中が意外と 朝晩も温かい

なので 東京に居た頃

基本的には

下着 ⁼ 麻
襦袢 ⁼ 単衣 or 麻(湿度に準ずる)
着物 ⁼ 単衣( 20℃前半なら 袷?)

と云った具合でした。

そして 何よりも一番大事なのは
無理をしない! ってコト。

体質にもよりますので
ルールに厳しい世界に 身を置いてない限り

暑がりさん なら

肌着・襦袢を麻にして
着物を 単衣 または 袷

その時の 気候に合わせて

で良いと思います ♪

そんな訳で 昨日は
夏日 ではありましたが

日中の外出予定も なく
風が強う ございましたので

名古屋帯 苺間道 小紋 波頭

袷の小紋 波頭 苺間道の帯

小紋 波頭 名古屋帯 苺間道

帯揚げを ピンク 水色 白茶鼡 の段暈し
帯締めに 冠組の青藤色 を合わせて

涼しげ 爽やかに

そして本日は

昨日よりも3℃低く

雨降り予想 でしたので

名古屋帯 カタツムリ 夢訪庵製作

袷 大島紬 バイアス縞

夢訪庵の カタツムリ名古屋帯

大島紬 バイアス縞 名古屋帯 カタツムリ

帯揚げを 黄色と鼡の山道ぼかし
水色と緑の 丸唐組を合わせて

要は 見た目に

寒々しくなければ良い!!

暑苦しくなければ良い!!

って コトだと思うんですよね。

迷った時… 何かの参考にしていただければ
嬉しく思います

そして
悩んだ時は 遠慮せず

いつでも ご連絡下さいませね ♪

小宮 たつみ より


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