京都 今小路 あま宮 ブログ

「後染め 能登上布」

 

本日の京都も
台風一過の晴天 とはいかず

 

朝から雨…
こうなると 湿度も高いので
麻の出番
能登上布 後染め 科布帯
白生地に 顔料で江戸小紋型「にたり縞」を
染めた能登上布 に シナ布の帯

 

コチラの能登上布は
お江戸で染められたわけでは無いので
正式には 江戸小紋と呼べないかな…

と思い あえて

 

「江戸小紋型の染め」 と

云わせていただいております。

 

 

 

なかなか色が定着しづらい 麻ですが
顔料染めなので比較的
しっかりと色が入り
色落ちもせず

長年着てても 退色しづらい気が
いたしております

 

 

そして 着ていて思うのは

 

 

麻は

縮み より 平織の 方が

涼しく シワのなり方も綺麗

 

ってこと。

 

 

 

ただ 平織の麻は
通常 七桁超えする ものばかり…

その中で 一番安価(???笑)なのが

 

「能登上布」なのですよね

 

これを 安価と云うのも
変な話なのですけれど

 

平織に出来る糸を
績む作業 織る作業の
手間を考えると

納得の金額

むしろ 安い方だ と

言わざるを得ません。

 

 

 

高価なもの ではございますが

ぜひ一度 皆さまも
平織の 気持ち良さ

体感してみてくださいませね

 

 

もちろん

越後上布 でも 宮古上布 でも

 

いつでも仰ってください
お手配させていただきます。

 

 

もっと ひんやり
気持ち良いですよ~ ^m^

 

 

 

ちなみに 本日は
能登上布 江戸小紋型染め シナ布帯
藤色暈しの帯揚げ に
白と黄色の 細組紐を合わせております

 

朝の雑巾がけを終えての
このシワでございます

 

 

 

では また

 

 

 

小宮 たつみ より


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