京都 今小路 あま宮 ブログ

「9/15 京都で着た キモノ」

 

お江戸出張 から
戻った夜 京都の街は

少し肌寒いくらいでした

 

そして 翌朝も
湿度がなく 心なしか肌寒い

予報気温 28℃

 

そうなると 帯は

通常モード

 

衣紋は 抜き気味

八寸帯 綴れ 単衣 矢羽縞
単衣 矢羽縞 に 三条大橋を模した
本掻き爪綴れの 八寸名古屋帯

 

緯糸が 表にくる
綴れ織りの技法を 逆手に取り

経糸を等間隔で 白黒に配し
橋に見立てた部分を 白で織る

そうすると
白地から透けて 黒の経糸が覗き
橋板が 現れる

 

本掻き爪綴れ では
ございますが

完全に 趣味帯でございます。

 

 

 

八寸名古屋 だから

衿は 本来どちらでも
良いのですが

 

朝晩の 肌寒さから

「塩瀬」

そうなると 帯揚げは

通常のモノ

単衣 矢羽縞 八寸帯 綴れ 三条大橋

襦袢自体の素材は? と云うと

「麻」

 

脱いだら

麻襦袢に塩瀬の衿!?

 

と なんとも
アンバランスではございますが

お昼間に 外出が
控えておりましたので

 

日中の 暑さ優先 

 

 

 

帯は 正直
28℃で 陽射し強し だと

 

塩瀬地などは 何となく

日中 歩くには
見た目に 重たいかなぁ…

と云った 判断で

 

八寸名古屋帯 を選択しました。

 

 

朝晩のみ 歩くのであれば
もう塩瀬地でも 京都は
良さそうです。

 

 

こうして その日の

 

気温と
陽射しと
行動とを

検討しながら 

 

9月の単衣は
着ているのでありました。

 

 

 

小宮 たつみ より


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