以前の 職場で
染めた 色無地
数年ぶりに 出してみたら
お手入れした 跡が
変色 しておりました。
パーティー や
撮影など
かなり 汗かくシーンでの
着用も 多く
銀糸も 入って
おりますので
丁寧に お手入れは
してくれていたものの
きっと 時間と共に
変色したのでしょう
どちらにしても
銀糸の 入った
派手色の 色無地
しかも
抜きの 1つ紋
なかなか 着る機会も
ございませんでしたので
いっそのこと
附下として
染め替えるコトに!
地紋は 小葵鳳凰文で
格も高く
そして 銀糸
濃い色ですと 銀が
たってきますので
地色は 薄色
シミの 黄みと
青色を 抜いた時の 黄み は
多少 残るので
色をかけた時に その跡が
気にならない 色を
ベースに 私の今
持っていない タイプで
抜き紋を 維持したまま
使いやすい 柄
で 自分に似合う色
ってな コトで
職人さんと あれこれ
知恵を 出し合い
染め上がったのが コチラ
ほんのり 黄みがかった
鼡地に 黄色と鶸の
霞ぼかし
最初 反物が
戻ってきた 時
「???」
「何頼んだっけ??」
ってな 具合(笑)
そして どうやら
職人さんも
色を抜いたら
元が 色無地だったってコト
忘れてしまった みたいで
銀糸だし
抜き紋だし
柄 指示は
霞暈しだし
ってな ワケで
一緒に 色を抜いて戴いた
八掛まで
総暈し!!!
大変だったろうに…。
スミマセン(>_<)
結果的に 訪問着にもなる
素敵なキモノに 変身し
加工賃は あがりましたが
大満足!!!
で ございます。
只今 秋に向けて
お仕立てに 回しておりますので
全貌は また 次回
ご覧いれますね。
もし お手元に
お悩みの お品がある方
状態をみて みないと
色も 出来る加工も
何とも 申し上げられない
のですが…
ひとりで 色々と
お悩みに なる前に
あれこれ 色や加工に
夢 膨らむ前に
良かったら ご一報
くださいませね。
こういう場合は
ある程度 「無」の状態で
お任せ戴いた方が
良いモノに なるのです。
ご参考までに
小宮 たつみ より