暦の上では 袷となる
10月1日の キモノ
今年は 台風一過となり
晴れたのは 良かったのですが
気温は 高め でしたので
単衣の 飛び柄小紋
松竹梅丸文 に ハロウィン帯
風が強う ございましたので
紗の フルロングコートを羽織って
室町パトロール
風も穏やか で
陽射しも ございましたので
染分け疋田松葉 の紗羽織を着て
歩いておりました。
こういう キモノにしても
帯にしても 上モノにしても
ありそうでないモノ
を着ていると
モノづくりに
真摯に向き合ってらしゃる
取引先からは 必ず
「え~ 図案やね」
「え~ 仕事してはるね」
「ひとつ 聞いてもええ?」
と そして 製作する側として
こんな図案の時
どんな生地は どうアカン?
柄つけ位置は どうしてはる?
仕立ての際は どこで逃げはる?
(逃げる → 折り合いつける の意)
などなど 質問攻めになります(笑)
なので
こんな生地は やったことあるけど
〇〇には こうなるから むかん し
こうしたらイケるかな…って話して
やってもらってみた けど
今度は こうしてみようと思って
なんて 話をしていると
「やっぱり 小宮さんは オタクやね~www」
ってコトになる(笑)
けれど 私なんてマダマダ!!
いつも 教えを乞うコトばかり
でも 呉服屋は
染・織・仕立て・履物・小物
全体を 見渡せなければならず
その分 色々なモノを
見ているのは 事実なのかも
知れませんね。
だから お互い
わかるコトは 情報共有
より良いモノが
世に出る ために
小宮 たつみ より