先日の 日帰りお江戸に
全体像が コチラ
反物でご紹介 した時より
着た方が 素敵でしょ(笑)
色無地の時に 抜き紋を
入れておりましたので
紋はそのまま にしてあるのですが
そうなると 帯はやはり
それなりの格が必要となり
箔を使った 格のあるモノを
合わせました。
八掛も 霞に染まっているの
わかりますか?
前から ご覧頂くと
こんなカンジです。
今回は なんでもない日の
コーディネートですので
鶸色に橙の 飛び絞り帯揚げ と
金銀糸の入っていない
三井寺組 を合わせて
キモノの格と 着てゆく場面と
季節との バランスを取っております。
あんなに濃い 色無地が
薄色の しかも
附下に変身するなんて!!っと
驚きの声を多く頂戴しております。
生地やシミの状態 にもよりますが
薄色に変身することは 可能です。
ただし、想像以上の出来
となるには
目の錯覚を利用したり
前色を抜いた時に出る
残色を活かしたり と
ありとあらゆる
経験と知恵を 総動員
しなければなりません(笑)
ですから、
あっ! もしかしてアレもできる???
と 眠っているキモノに
気づかれた方
どうぞ
ご自身で 色など妄想される前に
無の心で まずは
ご相談くださいませ。
もちろん 残念ながら
出来ない時も ございますのでね。
小宮 たつみ より