京都 今小路 あま宮 ブログ

「先日の 出張着付け」

曳き初めが終わって

街に山鉾が 立ち並んだ日

祇園祭兼で お出かけ

になられる方の お着付けをしに

行って参りました。

着て行ったキモノは

浴衣

浴衣 松原忠 桐と鳳凰に楓 自然布 藤布

松原忠さん 作の 長板中形の浴衣

「桐と鳳凰に 楓」と 藤布の帯

今年は 涼しいので

なかなか 浴衣を着る気分になれず

でしたが お客さまの着付けも

浴衣でしたので 私も浴衣

もちろん、

お客さまの所へ伺いますので

足袋を履いて 草履 です。

お着付けに伺う時 の

必須アイテムが コチラ

出張着付けの必須アイテム 風呂敷

150cm×150cm の 大判風呂敷に

着付けクリップ や 腰紐(無い時用)

を入れて 数寄屋袋みたいに畳み 持参

そうすると いざと云う時

衣裳敷代わりに 着替える足元にひけて

しかも 帰ってきたら 洗えるので便利♪

そうそう、先日のお着付けは

伺ってみたら 帯が

刺繍がとっても良い 状態で残った

アンティークの 本引き抜きの帯♪

アンティーク 本引き抜き 昼夜帯

コレ 結んだあとなので

ちゃんと 柄の天地が合ってますが

引き抜き帯なので 結ぶ前は

柄が ひっくり返って付いているのですよ(笑)

タレの柄は 元から写真の通り

「天」を向いてます

昔ながらの 帯締めを必要としない帯

です。

コレ、今の呉服屋さんで

どれだけの方が 知ってて

ちゃんと 結べるかなぁ…。

私の場合、 業界に最初に入った時の

お店が アンティークもオリジナルも

扱っている キモノ屋さん でしたので

自分でも 好きで良く 締めていたし

色々な方に 結び方も お教えして

いたので 出来ましたが

きっと 出来ない方多いですよね…。

もし、 ご自宅に

「ある! ある!! 柄が反対に付いているヤツ」

って お思いの方いらしたら

お気軽に ご連絡くださいませね。

そのまま着たい方には

お着付けのお稽古をさせて頂きますし

カットしても 宜しければ

お仕立て直し させていただきますので。

それにしても

とっても 素敵な帯で

キモノも 麻のアンティークで

素敵♪ だったなぁ~(^-^)

小宮 たつみ より


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