京都 今小路 あま宮 ブログ

「3泊4日の 出張キモノ」

9月のこの 悩ましい時期に

3泊4日での 出張

京都(32℃)→お江戸(33℃)→新潟(32℃)

前日に準備した時は どの地域も

晴れ予報 でしたので

全て柔らかモノ で用意したのですが。。。

出発当日 着替えていると 雨音が…

今更 紬に変更すると

持って行くモノ達も 変わってくるし

一応 お江戸も新潟も 晴れ予報でしたので…

悩みに悩んで 気合い(笑)

9月の出張 移動のキモノ

着る予定だった 薄羽織をバッグに忍ばせ

雨コート と 折りたたみ傘

中のキモノは

単衣 飛び柄小紋 塩瀬の染帯 光悦垣

通常の洗いで 汚れが取れなくなり

洗張りして 仕立て替えておいた 単衣小紋

光悦垣の 塩瀬帯

帯が通常 なので 小物も通常の袷モノ

お江戸に着いたら 晴れていたので

とりあえず 上モノを 薄羽織に替えて

お客さまとの 待ち合わせ場所へ

薄羽織 お江戸にて 9月のキモノ

2日目は 新潟へ移動

これまた 出掛に 雨予報となり

再び 雨コートを着まして…

中のキモノは

単衣 飛び柄小紋 塩瀬の染帯 文箱

初日と同じキモノに

塩瀬の文箱

前柄は 梅 ですが

お太鼓は 菊 で 「春秋」

帯揚げも 初日と一緒で

帯締めを 弊店の別誂え

で組んで戴いた オレンジと鼡の貝ノ口亀甲

この日から 3日間は

お役に立てたかどうかは 別として(>_<)

あくまでも お手伝いの身ですので

控え目に でも 作業着にならないように…

そして

先方の 140年以上続く大切な暖簾を

傷つけないように… を 心掛けた装い

中日(なかび) のキモノは

単衣 飛び柄小紋 松竹梅丸文 塩瀬の染帯 文箱

帯をそのままにして

キモノと 小物とチェンジ

最終日は

単衣 飛び柄小紋 松竹梅丸 塩瀬の染帯 光悦垣

帯を初日に戻し キモノはそのまま

よく考えたら 今回、

アパレル時代以来の 百貨店立ち

場所も 扱うモノも違えど

バックヤードとか 伝票とか

なんだか どこかとっても 懐かしく(笑)

そして 普通に考えたら中々

同じ側(がわ)から

一緒に店頭に立つことなど ありえない

代々続くお店の ご当主と

このような形でこの度、お声がけ戴き

ご一緒させて戴けたのは とっても有難く

多くの気づきを戴いたと同時に

もっと こんなコトしてみたい!と

ワクワクする のであります^m^

それにしても ちゃんと

ホテルで 写真撮ってから

売り場に行けば 良かったなぁ…

百貨店の売り場って 意外と

撮る隙ないのよね 忘れてた(笑)

ちなみに 今回の出張は

キモノ 2枚

帯 2本

帯揚げ 3枚

帯締め 3本

麻に塩瀬衿 と 絹絽に塩瀬衿 の

長襦袢 2枚 に

雨コート と 薄羽織

でした。

小宮 たつみ より


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