京都 今小路 あま宮 ブログ

「本日のキモノ と 色合わせについて」

本日の京都は

曇りのち晴れ 19℃

朝は少し雨

着てきたのは

地機の多色格子 銀杏の帯

www

皆さま 気づかれました?(笑)

そう、10日前と全く一緒

もちろん 小物は

その日の気分 なので

全く違うんですけど w

一昨日 昨日と外出が続き

ボーっとしてたんですかね(笑)

ダメですね~ 笑

そうそう、昨晩

一昨日ご一緒した方々 と

再びお会いしたのですが

嬉しいことを仰ってくださいました

その方々は 私が尊敬してやまない

経営者の方々 なのですが

久しぶりに小宮さんの着姿を見た

けれど

やっぱり小宮さんの着物 って

沢山色を使っているのに

奇をてらってるところが無く って

自然で 楽しんでて

こっちまで楽しくなるから

良いよね~

やぱりそれこそが着物だよね

って

以前 その方々のお仲間

(↑ その方も凄い人 ) に

一度お目にかかっただけなのに

素敵な言葉を戴いたコト があって

合わせ結びて

たつみのほどあいに

撫でつける

たつみの和服は換骨奪胎し

素朴なリアリズムに生まれ変わって

最後に手技となり、まるで

日常の髪を撫でつけるような動作で

仕上げるのである

っと。

なんだかその時は あまりにも

素敵に美化されていて 気恥ずかしく

自分の中で消化しきれてなかった w

のですけど、

同じような意味合いのお言葉 を

最近色々な方々から戴くコト

が あって、

あ~そうなんだぁ~

そうなのかな~

だとしたら嬉しいな

 

って思えるようになってきました。

でもね、振り返ってみると私、

何もしてないんですよ 笑

ただその時の心のまま

時 場所 人 を考え

周りが楽しく 自分も楽しく

ってコトだけなんです、

頭の中 w

色も良く いっぱい使っている

って云われる のですケド

本人あまり自覚なく… 笑

ただ、よくゝ考えると

心の中にいつも在る のは

自然界には 色々な色が

隣り合わせに存在 していて

それが美しい のだから

その色の派生もと を一緒にすれば

どんな色を持ってきても合うハズ

って云うのと、

色合わせをする際 には

その色の奥に眠っている色の元 を揃える

って云う

経験から生まれた

変な我流の信念だけ w

色の派生もと と云うのは

その色が

自然界に存在する色から生まれた のか

化学的な世界から生まれた色 なのか

ってコトで、

奥に眠っている色の元 って云うのは

合わせる色同士から

同じ毛色の赤味 を感じるのか

青味 を感じるのか

緑味? はたまた 黄味??

を感じるのか

ってコトです。

それは どうしたらわかるの?

って云われたら、

やってみたらわかる

っとしか云いようがない のですが(笑)

決して私が特殊なんではなくて

どなたでも出来る!!

ってコトだけは云いたい!!!です。

どうやったら出来るようになるの?

って云われたら

とにかく 色々な色を

バサッと置いてみて

↑ 端布や帯揚げ がやりやすいかな?

白い紙の上に

あ~でもない こ~でもない っと

色々と置いてみて

ご自身の中で しっくりくる

色の組合せ を見つけ出す

そして その

しっくりくる色の時を見た時 の

ご自身の心のスッキリ感 w

を 心に沢山蓄積するの ^m^

あっ、同時に

変な色の組み合わせになった時 には

心がとってもざわざわ するし

ざわざわした時 は

どっちか一方を固定 して

合う色が見つかるまでヤル w

見つからなかった場合 は

固定する色を変えて

もう一度 w

合う色と出会うまでやるw

ってしていくと

いつの間にかできるようになっています(笑)

お客さま には良く云う

のですが、

最初のウチは ワカラナイ

と思うので

まずは ご自身で合わせてみて

スナップ写真で良い ので

一緒くた に写メください

とりあえず 合わせて見たんだけど

なんかしっくりこない。っとか、

どっちが良い?っとか、

どう思う?っとか、

ご自身の思った事 と

着ていかれる場面を

箇条書きで良いので添えて

っと。

そうすると、

回数を重ねてゆくうちに

ご自身で段々 判断できるようになる

と同時に

ご自身らしさが出てきて

私なんか必要なくなるですよ(笑)

↑ホント!!!

でそれって、

出来るようになったら

着物に関してだけじゃなく

生活すべてに使える

って思うんですよね。

1つの事に出逢った時 に

ものの見方が変わる

と 云うか

多方面から見れるようになる

っと 云うか

常に俯瞰でいられる

っと 云うか…

もちろん私もまだまだ

修行中です w

だけどもし、私の経験を

こうして書き残すことで

何かのお役に立つことがあるのだ

としたら 嬉しいです。

長々と失礼いたしましたm(__)m

小宮 たつみ より


次へ 投稿

前へ 投稿

© 2024 京都 今小路 あま宮 ブログ

テーマの著者 Anders Norén