京都 今小路 あま宮 ブログ

「着物を包み 移動する時」

そうそう 先日

お客さまと

どうやって 私がいつも

着物達を持って移動しているのか?

って話になりましたので

ここに 記載しておきますね

使うのは 弊店でも

お取り扱いしている 160×160の

大判の綿風呂敷

まずそれを

菱型◇に 広げましてw

その真ん中に

  1.  帯を置く

↑コレは 袋帯でも一緒

2. 着物→小物→下着関係

 の順に置く

この時 着物は

袖で折り返して

三つ畳み

帯揚げは その上

帯締めは 脇に

そして その上に

足袋や 裾除けなどを

なるべく高さが平ら

になるように 並べる

3. 風呂敷で包む

下から上へ

そして 帯の下へ

風呂敷を回し入れるように

包み込み

ココ大事!!

あとは 上から下へ

余りは適当に折り返し

両端も 畳んだら 終わりw

で、この後

トランクに入れる場合は

4. 一番底に入れる

この時

トランクを締めた時に

上になる方 に少し

タブついててもOK

で、この風呂敷の上に

締めた時に下になる方から

重いモノ(化粧品とか?)

を入れて、

全体が これまた

平らになるように モノを入れ

蓋をする

草履や 替えの靴

折り畳み傘

などを入れる時は、

この風呂敷の自分側の側面 と

トランクとの隙間 に

実は入りますw

このように

全体的に均等に

上から荷物を入れて

蓋をすると

着物は動かず

シワにもならない

で、もし

トランクではなく

手荷物で 移動する場合 は

この風呂敷を

3.の包んだ状態から

更に二つ折りにしますw

草履などもある場合 は

風呂敷の上に置いた状態 で

折り畳んでください

要は、極力

この三つ畳の状態をキープ

することが 大切なのです。

それさえ出来れば

多少 ここから

半分に折って

紙袋などに入れて移動

しても大丈夫(笑)

そうするとね、

着物用の入れ物

なんて無くても

コンパクトにまとめて

移動できます(笑)

また、私が何故

160×160なんて大判を

わざわざ使っているか?

と云うと…

いざと云う時に

そのまま 床に広げて

着付けが出来るからw

その時は 包のまま

床に置き 広げて

真ん中の着物達 を

端に寄せ

空いたスペースの上で着付け

終わったら そのまま

また包み

自宅へ戻ったら

風呂敷は洗濯機で洗うw

ねっ、便利でしょ^m^

だから 包む時も

着付けの順番の最後から

下に置くんです

そうしたら イチイチ

入れ替えなくても

上から順番に手に取れば

着れちゃうの(笑)

なので、もし

羽織なども持参する場合は

羽織が一番下ね ♪

いかがですか?

単純でしょ(笑)

また、

皆さまだと

着付けに行ったりして

そのまま着てきた洋服 を

包んで持ち帰る にも

この方法で 先方に持参する方が

嵩張らなくて 便利です

良かったら お試しくださいませ

あっ、ちなみに。

トランクの底が平らでない方 は

なるべくトランクの下が

平らになるように

ハンカチ とか 洋服とか

詰めてから

風呂敷を置いてくださいね

小宮 たつみ より


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