京都 今小路 あま宮 ブログ

「着るキモノを選ぶとき 気にすること…」

キモノを着る生活 になって

10数年…

毎朝 欠かさず行うのが

天気予報チエック

晴・曇り もそうですが
最高気温と降水確率 を気にします

何故なら それによって
その日の予定 +α な部分で

その日 着るキモノ

を 決めるから

本日の 京都は
最高気温36℃超え

午後の降水確率 30%

これは 帰宅時間を襲う

夕立 に違いない。。。。

という事で 本当は

絹の着物に

芯の入った 九寸名古屋帯が
着たかったのですが

土砂降りでも大丈夫なように

小千谷縮 に変更

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夏前半の時は

白地の帯 と合わせてばかりいた

藤グレー地に かすかに見える

矢羽縞の 小千谷縮 ですが

やはり八月後半…

どこか秋めきたい…

というワケで

博多 岡野さん が

制作されている
黒地に藤鼠とグレーの

絽献上八寸名古屋帯 の登場です。

鬼献や三献 に比べると
五献は 優しい雰囲気 なのですが
それでも やはり 博多の献上柄 は
‟潔いイメージ” になりやすい

でも お天気も良いし 明るく
どこか はんなりしたいから

衿合わせはいつも通り 深めに
しっかり合わせ

帯揚を 卵色の一色にして
いつもより多めに見せて

帯締めは
五献の藤鼠と 卵色の帯揚に

視線が ゆくように 目立ち過ぎない
透明感のあるライトグレー で合わせます。

この 矢羽縞の小千谷縮 も

機械織の中でも

使用している糸の番手 は

かなり細く 良質なタイプ

様々な小千谷縮 を

着させて頂いておりますが

小千谷縮のなかでは

シボも優しく
着姿にしなやかなライン

が 出る方なので

柔らかモノを着たいけど、雨が心配…
はんなりしたいけど 作業的に汗かくから
洗えるモノにしたい という日に

出番が多いキモノ です。

三女より


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