京都 今小路 あま宮 ブログ

「自然布 その着用時期」

 

昨晩 メールにて

「自然布はまだ 早い?」

と お客さまよりご連絡が入り

 

 

 

そうそう… 私のは何処へしまった?
そう云えば 先月しなかったな… と
今朝 箪笥を ひっくり返し 発見!

 

 

藤布 八寸名古屋帯 塩沢御召

 

締めてみました

 

 

塩沢御召 に 小石原さんの 藤布

 

 

う~~ん!
やっぱり 自然布好きだわぁ♪

 

 

 

 

 

 

ひと昔前まで 籠バック同様

自然布の帯は 日常使いとして
通年 単衣の木綿 などと合わせ
締められておりました

 

 

しかし いつの日か

「盛夏の帯ですね」と
断言される方々が 増え

 

なんとなく 夏以外は
してはいけない雰囲気に…

 

 

 

 

 

五月のお天気が 良い日に
木綿に合わせて 締めていたら

 

その時 ふらっと立ち寄った
呉服屋さんに

「あら 夏帯」とご指南された

 

なんて話も
伺ったことがございます

 

残念な話 です。

 

 

 

 

 

確かに、昔と今では
環境も経済も 大きく変化

しておりますので

 

わざわざ寒々しい日 に
自然布を締めなくても…

とは 思いますが

 

 

 

ただ、個人的な
意見を申し上げるなら

 

 

盛夏だけでなく

春先 ~ 秋中 まで
単衣のモノとあわせて

締めて良い

 

真冬はさすがに 袷の着物と
バランスが取れないので

あえてしなくても…

 

と 思っております。

 

 

 

 

もちろん

合わせる着物や
その日の天候
着てゆく場所は考慮 しつつ

ですけれどね

 

 

 

なので 昨晩のご相談も
お話を伺ったら むしろ

自然布でしょ!

な シチュエーションでしたので

もちろん 着ましょ ♪

とお伝えしました。

 

 

 

 

で、私も締めたくなり
引っ張り出した次第でございます 笑

 

 

単衣 塩沢御召 藤布 八寸名古屋帯

 

 

小物は

鶸色と白ぼかしの絽帯揚げ に
林さんの トンボ玉の帯留

長襦袢は 麻絽のうずまき ♪

 

 

 

帯留するのは
久しぶりでございます

 

 

 

基本的には 仕事の日は
危険が多いので
帯留はいたしません

 

 

 

ただ 今朝は合わせてる途中で

何となく 帯締めより帯留の
方が雰囲気だったので

急遽 変更いたしました

 

 

 

 

 

皆さまも

コーディネートで迷った時は

いつでも 時間外でも
遠慮なく ご連絡くださいませね!

 

 

 

話が長くなったので
自然布のお手入れ については

 

 

また後日

 

 

 

 

 

小宮 たつみ より


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2 コメント

  1. amamiya-imakoji 2024-03-12 — 投稿者

    羽鳥さま
    コメントありがとうございます。
    ご質問戴きました件について…
    素材としては合わないコトもないのですが、藤布の織り方にもよるかと存じます。
    もし、気になるようでしたら、info@amamiya-imakoji.co.jp まで良かったらお写真を添付の上ご連絡ください。
    お写真を拝見させて戴けたらもう少し具体的なお話がさせて戴けるかと存じます。
    小宮 たつみ

  2. 羽鳥麻衣子 2024-03-12

    突然のコメント失礼いたします。久米島紬(袷)に藤布の帯は合わないでしょうか?

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