京都 今小路 あま宮 ブログ

「日中の浴衣 で 気をつけていること」

 

台風が接近しております

本日の京都

 

帰宅時間が 一番ひどそう…
湿度も尋常ではない…

 

小千谷縮だったら やっぱり
雨コートは着たいけれど
暑いし...

と云うわけで
ずぶ濡れになっても良い恰好

 

 

「浴衣」で 出勤することに浴衣 綿麻 花菱七宝 自然布 藤布
綿麻素材 伊勢型 花菱七宝小紋型浴衣 に
藤布の名古屋帯

 

浴衣で店頭に立つことは
年に数回 あるかないか なのですが

本日ばかりは...

 

帯揚は 紫濃淡ぼかし
帯締めは 細冠組 鶸色と白のぼかし

 

にいたしました。

 

 

ここで
浴衣を 日中着ていても
違和感がなく キチッと感が出て

 

「アリ かもね」

 

と思って頂けるために 私が
気をつけている事 を少し

 

 

1.「柄」

朝から着て歩く際は なるべく
小紋型の 浴衣を

また
夕方から出掛ける時などは
浴衣らしい柄を

 

 

2.「帯」と「足元」

基本的には 名古屋帯をします
白足袋も履きます

ただし 狭い通路を行き来するご商売など
半巾帯の方が 良い場合もあると思います

 

 

また私自身は 完全にプライベートで
ちょっとそこまで~ の時以外は
足袋を履かないコトはございませんし

履かない時でも バックには
入れるようにしております

 

 

 

3.「着付け」

衿合わせを 着物以上に気をつける
衣紋は抜き過ぎない

 

近年 衿を入れてキモノ風に
という提唱もされておりますし

過去には 私もしておりました

 

でも最近

生地の質感 によりますが

 

浴衣は浴衣らしく 着るのが
見た目も 涼やかで 一番美しい

 

 

というところに 辿り着きましたので

半衿は入れません
衿芯も入れません

 

だからこそ
衿合わせを深く 衣紋も抜き過ぎず
衿周りに 色香を漂わせないように
気をつけます

 

 

 

4.「髪型」

朝から浴衣を着る場合は 着物の時以上に
気をつけたい部分の1つ

 

ルーズにならないように
整髪料をちゃんとつけ
きっちりと結い上げます

 

 

夕方からちょこっと 近所に
飲みに出かけたり
お祭りに行くのならば

サラサラ髪で ゆる束ね髪も
素敵なのですけれどね自然布 藤布 浴衣 綿麻 花菱七宝

これは あくまでも私の立場 ではのお話しで

つねに 人と接し
もてなす立場の人間として

基本 自分が一番年下になるであろう
ことが多い中で

カジュアルの中に どこまで
礼を尽くせるか という話でございます。

 

 

 

ただ

以上のコトさえ
気をつけていれば

 

 

急に どちらかへ

伺わなくては
ならなくなったり

お食事に行くことに
なったり しても

 

 

7・8月ならば

大抵の所でしたら
失礼な印象を 与えることもなく

自身も
肩身の狭い思いをすることもなく

その時間を 楽しんで頂ける事かと存じます。

 

 

 

また 初めから
カジュアルなニュアンスを
イメージされて
浴衣をお召になるのであれば

 

半巾帯でも
足袋を持ち歩かなくても
ルーズな髪型でも

 

 

良いと思いますよ

 

それは もうお洋服で云う

 

 

Tシャツ ショートパンツ

の世界なのですから

 

 

 

私の書いたコトなど
忘れてくださいませ

 

 

 

 

 

小宮 たつみ より


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