京都 今小路 あま宮 ブログ

「袋帯 袿錦 / 吉野華文」

予てよりリクエストしていた

袋帯が

織り上がってまいりました

袋帯 袿錦 手織 吉野華文 今小路 あま宮 今小路 あま宮 別注色 
袋帯「袿錦 / 吉野華文」

市紅茶(しこうちゃ)より

ひと色落ち着かせた

黄味の強い緑地 に

 

オレンジ濃淡 と

深い藍をアクセントにした

袿錦です

袋帯 袿錦 手織 吉野華文 今小路 あま宮 今小路 あま宮 別注色 
配色アップ

左右のオレンジの濃さが違うの

わかりますか?

 

 

この濃淡は交互になって

おりますので

 

お締め戴くと

奥行きとなって現れ

 

着姿がいっそう素敵

になるのです ^m^

袋帯 袿錦 手織 吉野華文 今小路 あま宮 今小路 あま宮 別注色 

前柄でご覧戴くと

わかりやすいかも?

以前 別の華文でも

ご紹介した この

袿錦

国産繭を使用した

とっても薄い生地なので

 

ビックリするほど軽く

 

しかも

 

此度のモノは 無地場に

唐草の地紋が 華文を繋ぐように

織られております

袋帯 袿錦 手織 吉野華文 今小路 あま宮 今小路 あま宮 別注色 
地紋アップ

以前、紫地 でさせて戴いて

とっても素敵だった

ので

今回は またガラッと

雰囲気を変えて

 

 

40代~80代、90代

になっても締めれる

渋かわ をイメージし

コチラの配色を

お願いしました。

なんか、

50を迎えて 

髪の色の白も増えw

 

若い時の色のキモノ

がそのままでは

着れなくなってね(笑)

 

 

 

優しい綺麗なピンクとかを

今までと同じ

黒や白で締めると

キッチリメークを施さないと

なんか馴染みが悪いんですよ(笑)

そこで

 

 

透け感のある袿錦に

この配色なワケです ^m^

 

 

 

透け感があるので

地色を渋くしても 

沈まず 軽やかさがあり

 

そして

中の色を元気にしながら

深い綺麗な藍濃淡で

大人感をキープ

そうすると

 

目を瞑って思い浮かべてみてください(笑)

 

 

 

若い時の綺麗な淡いピンク や

華やかな黄色

水色 やベージュ といった

着物達にのせてみると…

 

 

ねっ、

 

顔年齢と 着ているモノに

違和感が生まれず

化粧も頑張らなくてもw

大人可愛くなれるでしょ^m^

もちろん 

30代の方が合わせても素敵

なのですが

 

30代の方には ぜひ

渋いキモノと合わせて欲しい!!

 

そうすると

モダンで格好良い

と思うんだな^m^

ただし、私たち 50代の人が

渋色キモノと合わせるのと

ただ単に渋くなるからw

70後半からにしましょうね(笑)

コレね、以前ご紹介した

松ぼっくりの附下 と合わせても

素敵なんだなぁ~ ♪

なかなか良いと思うんだなぁ~笑

 

どなたか

お締めになりませんか

ちなみに

袿錦は 非常に薄い生地

といっても 基本的には

“ 袷用 ” です。

 

ただ

通常の袷の帯よりも

軽やかさがございますので

 

暑くなってきた春先の袷の時期や

残暑厳しい秋口に

 

普通の袋帯ではまだ(もう)

暑苦しいなぁ…

 

と悩まれるような時期にも

最適かと存じます

それでいて

総絞りや真綿などとも

相性が良いから

良いんですよね^m^

そうそう、私が

総絞りの訪問着で合わせていた

松寿文の袋帯

 

あれも 袿錦 です

 

ご参考までに

お気軽にお尋ねください


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