京都 今小路 あま宮 ブログ

「附下 金茶地 松竹梅」

大人シンプル な

附下をご紹介

控えめな艶感が特徴の

 

梨地の生地にも少し

雰囲気の似た 新駒生地 に

 

 

 

白糸目にて

松竹梅 が描かれた

シンプルな附下 

でございます。

附下 金茶地 松竹梅 今小路 あま宮 梨地
生地アップ

地色の金茶は 黄唐茶(きがらちゃ)

が一番近い ですかね

そして 所々金括りにて

柄の強弱を描き

 

 

ポイントとなる部分には

同色で留めた

金コマ刺繡

 

 

 

梅の花芯には

ほんのりと ぼかし

が施されているのですが

わかりますか?

非常にシンプルなだけに

糊おきの良し悪し が

試されるお品モノでもあり

 

今回のように

綺麗に上がった暁には

糊糸目らしい繊細さが際立つ

品格漂うお着物 と

なるのでございます。

一見 色がないので

渋く感じる?

かも知れませんが

 

実際には 

白がかなり立って

お召戴くと華やかなのですよ

また

お付けになる

八掛のお色によっても

如何様にも 変化する

お着物でございます。

白地 黒地の帯 の正統派

と合わせるのも素敵

 

だけれど

是非

 

 

色モノの帯 や

柄に多色を用いている帯

などとも合わせて

楽しんで戴きたい!!

例えば

↑こんな感じ

ですとか、

 

季節モノで云えば

とかも良いですし

ちょっと重めの塩瀬で

正統派だと

この辺とか^m^

あとは

朱の帯とか 牡丹色とかも

素敵よね~

要は

なんでも合っちゃうw

なので

お出かけに合わせて

 

組合せを楽しんで戴きつつ

末永く ご愛用戴けたら

宜しいかと存じます。

観劇から お食事会

ご挨拶や 祝賀会など

巾広くお召戴ける附下

 

いかがでしょうか

彩色が少ない分

お値段もお利口なのが

また嬉しいところでも

ございます。

どうぞ

お気軽にお尋ねくださいませ

小宮 たつみ より


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