待ちに待った
もや暈しの紋紗が
染め上がってまりました。


綺麗でしょ~(笑)
こちら、
染め上がるとすぐに
旅立つため
blogにてご紹介するのは
はじめて
なのですが
絵羽織までは要らない
のだけれど
日常から 少し
華やかなお席にまで
合わせられる薄羽織
が欲しいのよね~
と云う方に好評な
紋紗の着尺
なのでございます。
もちろん、
着物でお召戴いても
美しいのですよ ^m^
生地は
ハリ感も程よく
大桐の柄を織出した紋紗
そこに
イメージした三色のお色を
もや暈しにて
染めて戴いております
今回は 生地があるだけの
2色
1.紋紗「大桐 もや暈し~yamabuki~」


綺麗な オレンジ と黄色
そして空をイメージした 水色
の~yamabuki~
と、
2.「紋紗「大桐 もや暈し~shion~」


優しさのある紫 と
温かみのあるピンク
そしてお日さまの黄色
反物自体は
一番上の写真のように
ある程度の濃度 で
しっかりと染まっている
↑
写真は白を下に敷いています
なので
お着物としてお召の際 には
すぐ下が 白の襦袢となり
写真のように 比較的
色がハッキリ と映り
動くと 紗ならではの
モワレが現れ 涼し気な印象
となり
薄モノの上衣として
お召の際には
も1つ 透け感が増し
色も 薄めに映って
まいりますので
一番上の写真よりは
2トーンくらい
落ち着いた印象になります。


ねっ、
下に白があるのと
生地だけを見るのとでは
だいぶ印象が違いますでしょ
コレがね、
良いんですよ~^m^^m^
お羽織(お召)戴くと
地紋の大桐が 浮き出てくる
のですが
この大きさのバランスと云い
配置のバランスと云い
美しくって ♪
あ~さすが
ウルサイw染屋さんが 自ら
描いて織らせているだけあるわぁ~
って感じなのです(笑)
そして なにより
三色も使っているのに
どれも濁らず食わず
互いを引き立てあうぼかしの技術
って、凄いなぁ~
と思うワケですよ
もちろん、それは
色を組む時から
気を付けているワケ
なのですケド
でもそれでも
最後は職人さんの腕
なのでね
ホントいつも
感服するばかりでございます。
無地じゃなく
絵羽でもなく
小紋でもないんだけど
ちょっと人と違った薄上衣
が欲しかったのよね~
っとお思いの方
華やかだけれども
清涼感のある夏キモノ
が欲しかったのよ~
とお思いの方
こんな三色もや暈し
は いかがでしょうか
きっと
お気に入りの一枚
になりましてよ^m^
小宮 たつみ より