京都 今小路 あま宮 ブログ

「色かけのご相談」

昨年の秋ごろ

お客さまよりご相談の着物

を預かりました。

 

 

若い時に戴いたお着物で。。。

さすがにねぇ。。。

この年になるとなんだか

手に取らないのよ。。。

 

っと。

拝見したのは

とても綺麗なしっかりとした

ピンクのもやぼかし着物

飛び飛びに 

共濃いぼかしで

地紋を起こしてありました。

今のご年齢でも

お客さまの雰囲気でしたら

綺麗に着こなしてはいただける

ものの

 

ご本人が手に取らないのであれば

モッタイナイ

 

そこで

色を掛けるコトにした

 

のですが

こういう染めが施された場合

 

色を掛ける時には

 

白場には 掛けた色そのものが現れ

染まっていた所は

元の色に掛けた色が重なり

ひと色濃く色が混ざります ので

 

さてどうしましょう?

今のお客さまにお似合いになる色は???

 

 

 

っと、考えて

ご提案させて戴いたのが

コチラの色

お預かり着物 色掛け後 今小路 あま宮 悉皆 
掛ける色のご提案

上に載っている 

 

“鳩羽鼡をかける”

 

 

 

そうしますと

先に申しました通り

 

白地の部分が 見本の色になり

ピンクの部分は 赤みが残ったまま

白地の色より ひと色濃く

なりますので

 

お召戴くと

落ち着きながらも

ほんのり色香が残り

綺麗かと

そして 

染め上がりましたのが

コチラ

お預かり着物 色掛け後 今小路 あま宮 悉皆 
色掛け後

元の濃いぼかし が

写真に写るように

少し 露出を下げて

暗めに映っております が

 

実際は もうワントーン明るく

透明感を持たせたお色 で

濃いぼかしの部分 も

い~感じに 落ち着き

 

地紋起こしの部分も

しっかり生きておりますので

 

 

晴れやかさが薄まり

 

特別な日ではない

ちょっとした時にも

着易くなります

お客さまへも

コチラのお写真をお送りして

ご確認いただきましたら

 

とっても喜んでくださいまして

 

 

袷のお着物 でしたが

 

話し合いの末

上半身の胴抜き仕立て

にてお仕立てをし

お納めさせて戴きました。

お着物になった姿を

お写真に収めるのは

すっかり忘れてしまったw

 

のですが

 

反物で染め上がってきた時

よりも

いっそう素敵♪ でしたよ^m^

お手元に届いた

お客さまからも

 

 

届いた実物は

はるかに想像を超えて

あのピンクが 

こんな落ち着いた色になるなんて!

はやく着てみたくてうずうずしています

 

っと嬉しいご連絡が♪

どうやら 

どうしよう。。。このままでは着れない

けど、処分もできない。。。

と、堂々巡りを十数年されていたらしく

 

思い切って相談してみて良かった。

 

っと仰って戴きました。

私共のほうこそ

そんなお言葉を戴けて

嬉しい限り♪♪♪

お着物ってね

お洋服みたいに処分出来ないから

ホント悩みますよね

もし

皆さまのタンスでも

悩んで堂々巡りしているキモノ

がございました

 

まずはお気軽に

ご相談くださいませね。

何か解決策があるやも知れません

小宮 たつみ より

追伸:

○○さま!掲載のご快諾

ありがとうございました。

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