京都 今小路 あま宮 ブログ

「夏小紋の着付で気を付けること」

今日も 京都は

暑い のですが

浴衣→小千谷縮 と

続いたので やっぱり

柔らかモノが 着たい!

というワケで

本日の三女の着物 は

komon-natsu
芽柳の小紋 に 時計草の帯

こちらの絽は

通常の絽 よりも

シャリ感がある生地 で

たれ過ぎず 暑い日でも
とっても着やすいのです。

夏の陽射しに 白地が

とても涼やか に見えるので

お会いする方、お会いする方
スーパーでも!

「涼しそうで え~ねぇ~」

と 声を掛けて下さいます。

もちろん そう仰って頂くためには

いつも以上に 着付には

気を遣います

袷や 単衣の着物 と違い

夏の小紋は 生地が

とっても薄く
特に 薄色は

手抜き着付が バレやすい…

一番 気にしたいのは

肌着と裾除けの 着付け

でございます。

「いかに肌着と裾除けのシワを取っておくか!!」

が 大事なのです。

ここのシワ達を おろそかにして

着物→帯と着付てしまうと

出来上がりの着姿
特に おはしょりに
変なシワや 段差が生じてしまい

後からでは 直すのが大変

なので

裾除けは
腹部のシワは取っておく

肌着は
えり合わせした時に
襟元から裾まで の生地が

変に 折れたりしてないか

背中 胸元のシワも
ちゃんと 脇と裾へ流してあるか

を チェックしてみてくださいませ

ワンピースタイプの方も

同じです

背中 胸元の 生地のヨレや シワは

丁寧に 脇へ裾へと流して

直してくださいませね。

そして
着物の裾合わせ をして

腰ひもを掛けた 時

下前の生地の下腹部にあたる部分 のシワも
きっちり取っておくこと!

そういたしますと
下着や下前のアタリ が

表に響くこともなく
襟元もグスグスと

緩んでくることもなく

着姿の出来栄えと 着心地が
全く違ってまいります。

皆さま

是非お試し下さいませ

やってみたけどわからない!という方

お気軽にあま宮 三女まで
メールやお電話

コメントなどにて
ご相談くださいませね。

三女より


次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

© 2024 京都 今小路 あま宮 ブログ

テーマの著者 Anders Norén