京都 今小路 あま宮 ブログ

「 麻のキモノを洗う」

 

ちょうど 昨日着ていた
能登上布を 洗ったので

 

ズボラな私が 普段
家で洗ってる 洗い方を
ご紹介します

 

あくまでも 私個人が
色々とやってきて…の洗い方なので

正しい とか 間違ってるとは抜きに

ご参考にして頂ければ
嬉しいです

 

 

1.前に紹介した 石鹸
衿の汚れに直接塗る
麻着物 洗う
2. ブラシを 生地に軽く当て
摩擦力で 汚れを浮かす
麻キモノ 洗う

決して擦ってはダメ!!
生地にブラシが

当たるか当たらないかぐらい

その方が
汚れも 良く落ちますし
生地も 傷みません

 

3. 袖口も 同じ
麻キモノ 洗う

4. 石鹸は 濯がず
肩山の袖付け部分の縫い目を
両袖 合わせて持ち
麻キモノ 洗う

5. 右手に持ったまま
左手は袖付けを通って
内揚げ のところまで行き

 

脇線を合わせて 右手に追加で渡し
そのまま 脇線を合わせながら
裾まで行きます
麻着物 洗う

6. 合わせた裾線と 1 の肩山線を
合わせて畳む
麻キモノ 洗う

7. 袖丈の長さより余った部分を更に畳む
 麻キモノ 洗う

8. セーター用のネットに入れる
 麻キモノ洗う
着物用ネットも 色々と
販売されておりますが

 

洗面台での作業には
面倒なので 大判の
洋服用を 使っております

 

 

9. 洗濯機のドライ表示を ピッ!
麻キモノ 洗う

以上です。

 

 

こうすることで
広い場所を必要とせず

洗面台だけで 出来て
どこにも 水が
飛び散る事もないので

日々 気軽に洗っております。

 

 

ただし 私のは
自宅で洗う事 を前提に

キッチリ 水通しをして
洗う事を前提に

お仕立てしております

 

 

呉服屋さんによって
お仕立て前の処理 が
異なりますので

ご自身で洗う場合は
一度 お求め戴いた
呉服屋さんに 確認して

みてくださいませ

 

でないと

すっごく縮んだ…なんて
事もございますので (;´・ω・)

 

 

十二分に
お気をつけくださいませ

 

 

 

洗ったあとのコトは
また明日

 

 

 

 

小宮 たつみ より


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