9月の単衣 って
帯合わせが 難しい と
良く 耳に致します
確かに…私も
着始めのころは そうでした。
では 今は?
キモノが 着るモノとして
当たり前になり 感覚的には
皆さまが
お洋服を着る時と 同じ です。
さすがに 9月も
15日を 過ぎたあたりから
10月の足音が 聴こえてきて
麻のシャツ や 夏のサンダルは
もうなんだか 見た目ねぇ…
とか
カーディガンは必要だけれど
ウールはまだ ちょっと?
コットンニットにしておきましょ
みたいな 感覚
今年の京都は
涼しくなるのが 早かったので
15日辺りから
夏帯に 別れを告げて
綴れなどの八寸 を
合わせはじめました
ちなみに 昨年は
17日ごろでも 夏帯でした
先に 書いた
麻のシャツ や カーディガンを
「帯」とすると
麻のシャツ=夏帯
ウールのカーディガン=縮緬 や 重たい織帯
ココで云う 重い織帯とは
重厚感のある 地風の帯のコト
もちろん サラッとした地風の
織帯もございますので
そういったモノは 下記の部類に属す感覚
そして
コットンニット は
八寸 や 塩瀬と云った九寸でも
さらっとした地風の帯 のコト
気にしているのは あくまでも
生地の表情(地風)と 色合い
です。
キモノは お洋服以上に
見た目で 季節を感じて戴いたり
見る人に 楽んで戴けるモノだから
見た目のバランス を取る
ただ それだけ
細かく
日にち や アイテムで
分けた所で 陽射しも気温も風も
日によって 違いますし
八寸 や 九寸と 申しましても
素材によって
見え方は色々です
だた 日常に着るようになって
十数年…
平均すると
- 9月の10日 ぐらいまでは
夏帯をしていても
誰にも 何も言われない
- 9月の20日ぐらいを 過ぎると
八寸や塩瀬は もちろん
縮緬などの 重ための帯をしていても
誰にも 何も言われない
- 9月の10日過ぎ~20日ぐらいまで が
一番 ご指南パトローラーが 存在する
気が 致します。
なので その辺りで着るのに
悩まれた場合は
博多帯 や 綴れ など
ツルっとした 表情の
八寸帯を締めていたら
誰かに 何かを言われることはない!
と思っていたら 良さそうです(笑)
と云うワケで 本日
2017年9月18日
快晴 28℃ 台風一過の日のキモノは
単衣 木版染め小紋 に
朝は湿度もなく 少し肌寒く
19時過ぎまでお店から
一歩も 出ないので
夢訪庵さんの 伊予紬八寸名古屋帯
半衿 小物は 通常モード
襦袢は「麻」
お洋服もそうですが
着るモノ なので
あいのもの の話は
特に
とっても 感覚的で
ニュアンス的な お話し
が多くなります。
また その方の
着てゆく場所
お立場など
色々な要素も 入ってくると
なお一層…
具体的な お日にちが
決まっていて
悩まれている場合には
いつでも お気軽に
ご連絡くださいませ
毎日着て
日々を過ごしている分
少しは 何かのお役に
立てるコト あるかも
しれませんよ
小宮 たつみ より