京都 今小路 あま宮 ブログ

「結婚パーティー お呼ばれ着物」

昨日は お休みを頂戴し
友人の 結婚パーティーへ

本来なら おめでたい雰囲気の
附下 に 袋帯 だと
思うのですが…

場所は 京町家
京町家 中庭 京都

新郎は 本格アウトドアの
アパレル輸入元

新婦も どちらかと云えば
大人カジュアル系アパレルの
個性的な シルエットを得意とする
腕利きの 職人さん

きっと お集りの皆さまも
カジュアル系 パーティ仕様と
思われます

さて 何を着よう…

派手な色の紋付き 色無地か?
華やかめの 小紋か…

選んだのは 結局
附下 きりばみ江戸小紋 塩瀬 唐花
きりばみ江戸小紋の 附下げに塩瀬の 覗き唐花 名古屋帯
襦袢は 白汚しにローズの 霞ぼかし

金銀箔 や 刺繍と云った細工は
一切ない どちらかというと
控えめな 着物

しかしながら 町家などの
オレンジの灯りの 下では
良質な生地感が 手伝って

意外と 華やかに見えますし

絵羽取りなので
キチンと感がある

全貌は 上の色の変わってる所をclick
してみてください(過去のblogに飛びます)

ただ 今回は
ハレの日 ですので

塩瀬の名古屋帯
ではございますが

帯揚げは 光のある
薄藤とたまご色の暈し

帯締めを 少しだけ
金糸の入った 伊賀組にして

扇子を挿しました。

パーティーだから と云って
一概に 華美にするのも

平服で と書いてあるからと云って
如何にも普段着で ゆくのも

やはり 違和感

だって
ご本人様たちに とっては
ましてや ご両親さまにおかれましては

どんなに アットホームな雰囲気で
行われたとしても そこは

『大切な ハレの日』

でございます。

だから コチラも

色々な制約と
折り合いをつけながら

おめでとう の気持ちが
表れた装い で赴くコトを
心掛ける

もし 着てゆかれる場面で
何を着たら良いのか

お悩みの方

もちろん お手持ちのモノで
構いませんので お気軽に
ご相談くださいませ

日頃から 着物で過ごしていると
様々な場面に 赴くことが
多い分 何かしら

お役にたてるやも 知れませぬよ

小宮 たつみ より


次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

© 2024 京都 今小路 あま宮 ブログ

テーマの著者 Anders Norén