先日 着姿の後ろに
飾っておりました夏帯 を
改めて ご紹介
夏の染め九寸名古屋帯「紐の丸」
段絽の塩瀬地に
ほんのり紫がかっても
墨がかっても見える 黒の地色を
霞ぼかしで染め
紐の丸 を描いた夏帯
色違いをご覧になられ
記憶にある方も 多いのでは?
そうそう アレです(笑)
あの方のデス(笑)
霞の中に散らした
箔の吹き寄せと 紐の様が
なんとも流麗で まるで
平安絵巻の 一コマを
切り取ったみたい でしょ^m^
紐の中の 黄色の暈し具合も
色の透明感も たまりませんよね~
古典文様 でありながら
古典古典 し過ぎずw
小紋から 附下
軽めの訪問着 まで
合わせられるってことは…
普段着から お稽古着
ちょとしたお呼ばれのお席や
ご挨拶のお席
観劇や 大寄せのお茶会等
幅広くお使いいただける ワケで
しかも 段絽ですから
初夏の単衣から 晩夏の単衣にも
ピッタリ ですし
盛夏には
麻のお着物や 浴衣以外
イケちゃう♪
麻でも 平織の
附下や訪問着 ならアリ
ですけれど。
幅広く使える 優れもの
で ございます。
夏物って 期間も短く
着るタイミングも なかなか
少なくなりがちですが
絽や紗 夏紬などを着て
ちゃんとしたい時 は
あるワケで
こんな帯が 一本
お手元にあったら
多少暑くても いそいそと
お出かけ…
したくなりませんこと?(笑)
せっかくお出かけできるチャンス!
が きた時に
合わせられる帯がナイ…
と はじまりませんし
今のうちに お手持ちのアイテムを
確認してみて くださいませね。
あれ?もしかして…
こんなモノにも こんな時にも
合わせられるかしら? など
気になることがございましたら
お気軽に ご連絡ください。
小宮 たつみ より