「夏帯 ABOSHI」
真冬以外
春先袷(GWあたり)から
晩秋(10月頭くらい)まで 締めれる
夏帯が 織り上がってまいりました。
夏帯「ABOSHI」(今小路 あま宮 別誂)
ちょっと 可愛くないですか!!!?(笑)
網干の図案って
海辺で夏のイメージ が多く
どうしても
寒色系や白の地色 になりがち…
大好きなんですケレドね、
私の持っているのも 水色地w
でもね、そうすると
6月初めの単衣の時期 や
8月後半の晩夏 になってくると
なんとなく 手に取りづらく
締めそびれません?
ダケレドモ、
「網を干す」って行為は
一年中なワケで
GWの暑い時期 や
9月に入って まだ
残暑厳しい時 にも
本当は 締めたいワケで…
だから、 あえて
夕焼けに染まる網干 をイメージ
してみました。
地色は 夕焼け過ぎても
朝から締めづらいですしね(笑)
そこで、チョッと染まったpink
そして
網干より上(手先まで)を
波筬のすくいで 透け感
を出し
網干から下を もうひと色
濃くしたピンクで 織りわけて
透け感を抑え て戴きました。
そうすることで
真夏以外でも 初夏や初秋にも
締められますでしょ ^m^
網干は
夕日でキラキラする様(さま)
を 出したくて
あえての「金糸」で刺繍し
雲たちは
オフ白の モール と 紬糸で
織って戴いたら
なんとも 幻想的な
「ABOSHI」の帯
が 出来上がりましたの♪
もちろん
織手は あの方
夢訪庵さん ですので
草木染め 手織の 手刺繍で
締め心地 抜群!!!
で ございますよ。
夢訪庵さん だからこそ出来る
この 多技の入った織帯
pinkのお色も 優しいので
薄色は もちろん
素鼠系などの 濃い地にも
バッチリ 合ってしまいますw
また、
キラキラを演出する為の
「金糸」ですから
小千谷縮などでも もちろん
合わせていただいて大丈夫 です。
「…私のアレに合うかしら??」
と 思わず 頭に浮かんだ方
どうぞ お気軽に
お問合せくださいませね。
小宮 たつみ より