京都 今小路 あま宮 ブログ

「本日のキモノ と 単衣時期の帯」

本日の京都は 曇り晴れ33℃

朝は湿度もなく 涼しい

ってコトで 着てきたのは

絽ちりの小紋 蜻蛉の帯

台風が去って やっと

単衣が着れる気候に♪

単衣の時期 

お江戸と京では 

帯合わせが少し違います

お江戸だと

6月の単衣は 帯を

10日~15日を目安に

袷・単衣帯~夏帯へ

また、9月の単衣も

10日~15日を境に

夏帯~単衣・袷帯へ

ですが、こちら

京では

6月も9月も

お朔日~晦日まで

ずーっと夏帯

ですから

秋を感じる柄の夏帯 

の必要性は高まります

いつから 東と西で違ったのか?

その辺の所は 昔の文献を探しても

明確な記載が見つからない

ので不明 ですが

 

着るモノですからね

其々の風土によって

変わったのでしょう…

 

 

なので、

 

お江戸で お朔日から

夏帯をしていても

間違いではないし

 

京で 10日頃から(迄)

単衣帯をしていても

間違いではないのです

↑コレ、他の地域については

住んだこと無いので

詳しくないのですが

もしかして

 

肉じゃがやカレーのお肉が

豚~牛に変わるように

 

関ヶ原辺りから

違うのかしら???w

気になるぅ~^m^

もし 私の地域はこうよ!!

って云うのがあったら

ぜひ、メールください(笑)

って話が逸れましたがw

 

要は何が云いたかったか

といいますと(笑)

特に昨今は、9月後半も

暑い日が続きますから

 

むしろ

お江戸でも ルールに囚われず

暑ければ 秋を感じる夏帯

でも良いのかも知れません

実際に私が 9月後半に

お江戸へ行く時には

今では夏帯 をしています

お江戸時代は もちろん

お江戸ルールに則って

過ごしておりましたw

ただ一点、どんな時も

守っているモノがある

としたら

 

それは、

 

小物は帯に準ずる

ってコト

夏帯の時は

衿・帯揚げ帯締めも「夏」

 

単衣帯の時は 

どちらでも良いので

その日の気候に合わせつつ

衿と帯揚げの季節を合わせる

 

袷帯の時は

衿も帯揚げも帯締めも「袷」

ココがちぐはぐ だと

何となく 人の目に違和感

として映り

 

指摘される元 となるのです(笑)

帯締めに関しては 

冠組など通年モノ

もございますので

 

まぁ いかにも夏組

ってモノは、夏帯の時に

そして

袷帯の時でも あまりにも

冬っぽい重たいモノは

単衣の時期は避ける

 

って考えておくと

間違いないと思います。

もし 不安な日があれば

遠慮なく ご連絡くださいませね

誰かに何か言われたら

私のせいにすれば良い

のです(笑)

せっかく

気持ちの良い季節

に なりましたので

 

細かいコトに悩まず

楽しみましょ♪

小宮 たつみ より


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