「襦袢地を単衣用にしたくて実験中」

じゃーん!!

襦袢 単衣

和裁部屋を 占領しているのは 三女が

これから仕立て用としている
襦袢の反物

どうしてこのような状態

なのかと申しますと…

洗濯機でガンガン洗って
乾かし中~(笑)

良い子の皆さまは
絶対に 真似をしないでください!!

これはあくまでも
自己責任の範疇で ワタクシが
勝手にやっております

ただ せっかくなので
いち体験談として
綴ってみること

にいたしました。

では、何故洗ってしまったのか?

それは 単衣の襦袢は
どーしても お家で洗いたいから

しかしながら 基本的には

「絹は生きもの」

洗濯すると縮みます

そもそも 生産者からすれば
絹の襦袢を 自宅で洗う!

なんて発想で モノづくりは

しておらず あくまでも

着心地重視 で製造

してくださっております

当然です!

では 何に気を付けて

探したのか と云うと

1 撚糸が比較的弱く縮みにくそうな織組織であること
2 比較的サラッとしてそうで単衣にでも着心地が良さそうなモノ
3 両面染まってること

です。

基本的には

単衣向きの襦袢地は
サラッとした着心地を追及している為
使用している糸の撚糸も強く
縮率が半端ではございません!

かといって 無双向きの襦袢地だと
撚りは弱く縮率は少ないのですが

最近は 捺染のモノも多く
裏が染まってない こともしばしば

3に関しては、
見れば一目瞭然なのですが

1と2に関しては、あくまでも
己の経験と勘を信じるのみ!

そして今回 コレならいけるかも???
と思ったので 次女と相談して

早速実験です

まずは 反端を少し切って

最初の反物寸法を記載し
洗濯機で洗って

アイロンをしました

襦袢 単衣 

結果は

幅が 約一分
丈は 二尺六寸で裁って 二分詰まり

生地風はそこまでゴワつかず
違和感ナシ

ってことは

どの道 単衣袖なので

袖分の残布ナシ と思えば

反物全体を 洗っても
単衣襦袢は仕立てられる

との 計算をし

今度は 全体を洗って

アイロンして

地ならしも完了

したのが コチラ

襦袢 単衣

もちろん お仕立て寸法も
さらに縮むことを考慮して
袖丈と身丈を長めにしますが

実際 シーズンで着用して

洗ったら どれだけ縮むのか?

は 春までのお楽しみ

またその頃

ご報告させて頂きますね。

ちょうど 昨日の京都新聞に

風合いを損なわないで
家で洗えるシルク

の精錬技術を亀岡の方が開発した

とのニュースが載っていました。

このすばらしい技術を
一番に注目し採用してくださったのが
和装業界ではなく
洋装業界であるという現実は

色々と考えなくてはならないのですが

でも、素晴らしい技術が
生まれ 必要とされ
残っていくことは
嬉しいことでございます。

こんど 白生地屋さんに会ったら
聞いてみよ~っと。

三女より


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