京都 今小路 あま宮 ブログ

「絽綴れ 鎧格子1」

あの、爪掻き本綴れ

オリジナル鎧格子  の夏バージョン

初作 が遂に

織り上がってまいりました 。

どうどす?

素敵でしょ(笑)

柄の中に 絽目を入れるから

どう出るかな? って

ちょっとドキドキ

だったのですが 、

かえってその

絽目がアクセント

となり 良い雰囲気 ♪

地色は

ほんのり 赤みを帯びた

丼鼡(どぶねずみ)色

www

↑ 名前は好きではない!のですが

透明感 があって

メチャクチャ良い色

なんですよ~

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地色

ねっ、良い色でしょ(笑)

中の格子の色は…

上段が

どちらかと云うと

水浅葱(みずあさぎ)色 に近い

青みのかかった淡い~グリーン に

少し太めにアイボリーの線 を入れて

虫襖(むしあお)色

白に銀糸を撚った ちょぼ

中段が

長春(ちょうしゅん)色

白に銀糸を撚った線 を入れて

銀鼡(ぎんねず)

薄桜色 のちょぼ

下段が

ほんのりミルキー にした

薄花(うすはな)色

地色と同じ丼鼡色 の線

を入れて

藤黄(とうおう)色 に透明感

を持たせ 華やかにした黄色 と

ほんのり青みを感じる 薄ゝ白鼡

月白(げっぱく)色 のちょぼ

 縦の縞 に 紫(紫紺色)

を 入れるコトで全体を中和

いたしました。 

太鼓の白場も 白

にしか見えない

のデスが、実は

真っ白ではなく オフ白

なんデス

そして、今回の夏モノは

透けて見える縞が無い

代わりに

地色に軽やかさ を出す為

経糸を

白と地色 の交互に組んで

くださっております。

↑コノ方が 大変そうですが…

その証 がコチラ

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反端

反端に 白い線 が渡ってて

経糸が いつもより

少なく感じる でしょ。

いや~ 此度も 我ながら

メチャクチャ素敵な配色 w に

仕上がったなぁ~ ^m^

って、

最終のバランスを取って

糸染め発注 してくださる のは

職人さん ですからね。

職人さん が凄い!!

んですケドw

前にも お話しした通り

今お願いしている 弊店のを

織り終えたら引退 される方

の お品モノですので、

「いつかは~」

が 叶いません。

そして、

夏モノも 数反は発注

しているものの

順番に上がってまいります ので

一度にご覧いただく ことも

叶いません。

どうぞ お写真を見て

ピン!

と きた方は まず、

呟きのご連絡をくださいませ。

麻や浴衣 以外の

絹モノ でしたら

柔らかモノ でも 織モノ でも

合わせて戴けますよ

もちろん、

6月9月の単衣 にも

合わせてお使いくださいませ。

小宮 たつみ より


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