幻となるであろう 紗の附下
をご紹介します。
紗の附下 「金彩波」
数年前に 本格的な紗無地の生地
が 織れなくなって(←偽紗は織れます)
悲しい…って思ってて
ダメもとで 今年聞いてみると
一反、隠し持っていたのを染めた
から 上がったら見てみたら?
と云われ 上がってきたのが
こちらでした♪
素敵でしょ~ ^m^
そりゃ~
即 仕入れましたよね w
地色は 「The 紺」
もちろん 引き染め です。
そこに 金彩の箔で
波文様 が描かれており
金の渋さ と云い
線の強弱 と云い
抜群 なんですよね
無地の生地 って紗に限らず
難しいんですよね…
手間がかかる上に 生地難が出やすい
その中でも 紗無地は格別
難が目立つので ねっ…
一番好きな西陣の紗無地 は
もう織られなくなってしまいました。
で、最後の一反
加工されたのが コチラ
この 紗のモワレ具合 と
波の文様が涼し気 で
たまりません ^m^
こんな着姿の方 がいらしたら
ついてちゃいますよね~
衿も柄、つながってます。
あっ、先日ご紹介した 波がしら帯
とか
以前ご紹介した ABOSHI の帯
とか合わせたら 素敵かも ♪
^m^^m^^m^
だからあの帯達は 今の今まで
棚で寛いでいたのか!?
想像できちゃった方
セットでいかがです?(笑)
金彩かぁ~ 附下かぁ~
と思われた方、ご安心を
コチラは
礼装の為の金彩 では無く
夏の陽に照らされる
キラキラした波 を表現する為
に使用された金彩 でございます。
また、
格を上げるための附下
でも無く あくまでも
究極の洒落モノ として
品良く表現する為に 附下取り
と しております。
ですから、どうぞ気にせず
飛び柄小紋を纏う感覚 で
お出掛けくださいませ。
気になった方 は
早めにお呟きくださいね
小宮 たつみ より