京都 今小路 あま宮 ブログ

「無地のキモノで遊ぶ」

湿度がある 本日の京都

少しでも爽やかに

見せたくて

下井紬の無地 をチョイス

hitoe-kimono

分かります?

うっすら「うずまき」

せっかくの普段着

無地だけでは つまらないので

中に「渦巻き柄」の

麻の襦袢 を着てるのです!

uzumaki-jyuban

無地のキモノの時

単衣や薄物の下に着て
うっすらと透ける

「うずまき」を発見して頂き

楽しんでおります♪

合わせた帯は

tsudure_obi

そう 先日

「ちょっとした…キモノ」

チラッと 映っておりました

東海道五十三次の 終点でもある

「三条大橋」

を イメージして織られた

本掻き爪綴れの 名古屋帯

本掻き と そうでないもの
とのお話は また後日として…

綴れは  緯糸が帯の表面

となり 地色と柄

になります。

そこで

経糸をあらかじめ

黒・白・黒・白

と等間隔で張り

まずは

黒の緯糸で 地を織ってゆき

橋の上の部分を
白の緯糸で 織り上げると…

経に張った白と黒の糸が透けて

「橋板」

が 現れるのです。

面白いでしょ?

欄干には

銀糸と 薄藤鼠の糸が
上手に使い分けられており

とても立体的

綴れの帯って

硬いイメージですが
本掻き爪綴れ(紫の証紙)のものは

ビックリするぐらい
とってもしなやかで

締め易い のです。

皆さまもぜひ  一本お手元に♪

締め心地の良さを

感じてみてくださいませ

あま宮では 同じ方に

織って戴いた

柄違いの帯が 2本

皆さまのお迎えを
お行儀よく待っております

ご興味のある方はお気軽に
お問合せ下さいませ。

三女より


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