昨年と同じ
人間国宝 小宮康孝さんの
本場結城江戸小紋 「唐せみ」と
苺間道の帯
まさか
小宮さんに もう
お会い出来なくなる なんて…
一年前には 想像していなかった
とっても 職人気質で
苗字が一緒 と云うのもあり
好きな方でした
まだ 業界に入る前
このキモノと 縁した時
この着物に 縁したら
もう 貴女に売る
江戸小紋は 無いよ
だって コレが
一番難しいんだもの!!
と 笑顔で云われた。
確かに
とっても美しく
凛としている
あれから 10数年…
いつか もう一枚
染めて戴きたい と願い
そのまま
訃報を 聞いてから
なんとなく 手に取れなくて
でも やっぱり
本日のような
雪降る中の 節目の日には
このキモノが
一番相応しい 気がして
着てまいりました。
2017年の 全ての
出会いと 出来事に
感謝いたします。
そして
このキモノを 染めて下さった
小宮 康孝さまの ご冥福を
心より お祈り申し上げます。
最後となりましたが
皆さま
本年も お付き合い戴き
誠に ありがとう存じました。
来年も どうぞ
宜しゅう お願い申し上げます。
年の瀬も
どうぞ ご自愛いただき
良き歳神さま を
お迎えくださいませ
そして 来年また
笑顔で お会い致しましょ♪
楽しみにしております
小宮 たつみ 拝