「月の日」「女性の日」
店頭だと 女性同士話しやすく
毎日 キモノで過ごしていることから
良くこの話題について
ご質問を いただきますので
今回は あえて
文章に いたしますね。
男性陣は 以下
ご遠慮くださいませm(__)m
実は 幼い頃から 私は
子宮が悪く 毎月
人並以上の 出血をします。
いわゆる「持病」ってヤツです。
酷い時は 輸血をするほどで
どんなに 手を尽くしても
１０分モタナイ事も しばしば。
また 二十歳の頃には
手術もいたしました。
こんな 私が
睡眠をとる とか
ストレスを溜めない とか
以外で
当日 唯一
しているコトは
裾よけの 下に
長めの 腹巻を
お腹から
おいどの下 まで
すっぽりと巻く コト です。
下腹部 や 腰を
温めるのは もちろんですが
長めのを 下まで
巻くことで
キモノへの 汚れ防止
となります。
太ももより 長いと
お化粧室で 手間取りますので
結局 ヒップ全体を
隠すくらいが ベスト
色々と 試しましたが
結局 お化粧室内での
手間や 裾さばき
汚した時のコト
などを 考えると
コレが一番 でした。
また どんなに
注意していても
今月は キケン！という日は
仮に 汚してしまっても
目立たない
黒地 や 紺 焦げ茶などの
地色を 選びます。
そして ヒップまで隠れる
コート や 羽織は
最悪の時の 目隠しとして
どんなシーズンでも 必須！！
さらに 襦袢は
汚してしまって
仮に 取れなくても
諦めのつくモノ
そして 日常の動作としては
観劇など どうしても
座っていなくては ならない時以外は
椅子に なるべく座らない
普段座る時は 正座にし
足裏をおく 位置で
ヒップに 余裕をつくる
椅子に座る 直前後に
どうであれ
お化粧室へ 行く
です。
また
洋装に比べ 和装の場合
腰回りが 温められますし
体調に合わせ
ヒップ周りに 余裕を持たせて
着つけるコトも できます
仮に 汚してしまっても
洋装より 枚数着ている分
ひと目に触れるところ まで
汚れるコトは 稀です。
私ほど 酷い人には
お目にかかったことが
ございませんので
たぶん 上記のコトに
気をつけて いただければ
大切な お着物を汚すことは
無いと 思われますが
もし 汚した場合は
恥ずかしがらず
申し訳なく思わず
一切 触らず
「血液が ついてしまいました」
と 直ぐ プロへ
委ねてください。
残念ながら 私は
幾度となく
お世話になっておりますが
大丈夫!
職人さんたちは プロです
ちゃんと してくださいます。
気にしなくて良いよ～。
気にして触ると 取れなくなるよ～
と 優しく
仰って戴いたことが
ございました。
上記の事柄 以外で
細かいコトなど
ご質問が あれば
文章にするのは
憚られますので
気軽に
ご来店時 または お電話にて
ご質問くださいませね。
長くなりましたが
本日のキモノは
先日 チョコレートのシミを
つけて 戻ってきた
紬地 雪持ち柳の小紋 に
縮緬地 瑞雲の帯
「天頂（てんちょう）」のオリジナル帯揚げ と
コーラル系の 平組
そうそう それから
日頃から 綺麗で広めの
洋式の お化粧室が
何処にあるか は
自身の行動範囲の中で
知っておくと 便利です。
「コレも 自身の身体の個性の１つ」
「うまく付き合い 今を楽しむしかない!」
と過ごして ３０年以上（笑）
キモノで暮らして 10年以上
経った 私の経験が
何かのお役に立てるなら
幸いでございます。
小宮 たつみ より