そして
5月25日
京都は 陽射しも強く
快晴 32℃
正直 夏キモノを
着たい ところでは
ございますが…
まだ 5月
夜は 涼しくなるので
我慢 です…が
夏帯を 解禁 ♪
単衣の 縞小紋 に
城間栄順さん の 藍型(えーがた)
「はこふぐ」
夏帯と 云っても
地風が 紬地で
透け感も 弱く
それでいて 見た目
水族館 に居るみたいで
涼しげでしょ(笑)
襦袢は もちろん
絽衿のついた 麻
肌着 裾除けも 麻
帯揚げは 絽
帯締めは 桜鼡と白の
綾竹組
イマドキの 5月は
型に捉われず
臨機応変に
逸脱しない範囲で
快適に
と 思う。
そして 26日
31℃ 快晴
単衣 生紬小紋 に
科布(しな布)
襦袢は もちろん
絽衿のついた 麻
肌着 裾除けも 麻
帯揚げは 絽
帯締めは 紺と白の
細冠組
帰りしな いつもの
洋食レストラン に
コノ格好で 行くと
女将さんが
「わぁ~ 良い しな布」
「着ている 上布も良いわね~」
「今でも あるのね~」
「持ってる バッグは
山ぶどう…ではないわね
何の木? 随分使っているでしょ~
良い色」 と。
よくよく話を 聞いてみると
ご結婚前 20年ほど
青山にある
有名な 古布屋さんで
働いてらっしゃった とか
明治 大正
江戸初期 までが
好きでね~
インチルーペも
(生地の組織を見る ルーペ)
良く使ったわ
と さらりと仰る
やっぱりね
男性も 女性も
素敵な人ほど
大物な人ほど
謙虚である
そして
何気ない会話 から
素晴らしい気づきを
与えてくださる
また 初心に
戻らせて戴いた。
私も 頑張ろう
小宮 たつみ より