京都 今小路 あま宮 ブログ

「玉藍染め小紋 亀甲取り春秋」

先日の出張で 出会った

松原與七さんの 素敵な小紋は

表地を二度染め しかも!

丹殻(たんがら)染め したタイプ♪

玉藍染 松原與七作 古代小紋 亀甲取り春秋
松原與七作 玉藍染 古代小紋「亀甲取り 春秋」

素敵でしょ^m^

コレ、まずは表地に

古代型の「亀甲取り春秋」を置いて

松原さん独自の 澄まし建てされた

藍で染め

次に 「大小アラレの型」 を置いて

丹殻(たんがら)

いわゆる マングローブ

で 染めているのです!!

玉藍染 松原與七作 与七作 古代小紋 亀甲取りに春秋

お分かりいただけますか?

古代型の 精密な美しさ

型置きの 技術の高さは

云うまでもなく

頭の下がる思い なのですが

松原さん こだわりの

天然の 特別な丹殻(たんがら)で

重ね染めされた藍は

いつもより さらに優しく

自然光にあたると より美しく

どこか 都会的で

もう 溜息しかでません(笑)

いつものように 裏に型を置いて

染めているワケでは ないですが

表を染めた際の 糊あとも

美しく 表れておりますので

単衣でも 素敵ですよ♪

今回 工房にお邪魔したからこそ

出逢えた 與七さんの作品♪

丹殻を使った 與七さんの二度染めは

もう コレが最後かもです…

気になった方は お気軽に

お問合せくださいませね。

小宮 たつみ より


次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

© 2024 京都 今小路 あま宮 ブログ

テーマの著者 Anders Norén