先日に続きまして
同じ直描の職人さんの帯
をもう一本ご紹介
豪華でしょ~^m^
コチラは 同じ
重めの塩瀬地の白地
お太鼓には
立派な松にとまった
優雅な鳳凰
鳳凰の白 は
胡粉とベージュを用いて
ちゃんと暈してある の
わかります??
そして金彩も
摺りと砂子が細かく
非常に丁寧で
美しいでしょ~^m^
こちらも また
目が 良いのよね~
お太鼓にした写真でも
お分かりかと存じますが
一瞬もったいない!!
って思ってしまうけれど
贅沢にも 柄がはみ出して
描かれているんです
お太鼓柄全体を写すと
こんな感じ↓
ねっ、
勿体ないw
でもね、この
太鼓の大きさより
出て描く事 が
実は大切で
そうすることによって
お締め戴いた時 に
鳳凰が 威厳を保ち
優雅な姿に映る
のですよ^m^
そして 前柄には
鳳凰が宿る木 として
神聖視されている 桐
この桐も 美しい~~
かなり重めな図案
となりますので
色無地や附下などに合せ
ちょっとした
御祝いの席や ご挨拶
観劇等に お締め戴くと
宜しいかと存じます
実はコチラの職人さん
コチラの帯と
先日ご紹介した
雪持ち梅に鶯の帯 を最後に
お辞めになってしまったそう…
以前、作って戴いた
地紙の帯 が
とっても良かった ので
そろそろまた
お願いしようかなぁ~
なんて思ってたのに
残念…
そんなワケで
少々お値段は張りますが
最後の仕事となりました
コチラの2点を、頑張って
仕入れさせて戴いた次第
ホント、
腕の良い職人さんから
辞めてゆくこの頃…
いつかは こういう
ちょっと格のある
重めの図案 で
良い仕事をした染帯が欲しい!
ってお思いだった
皆さま!!
今です(笑)
ぜひ
思い切ってみてくださいませ
とっても重宝する
欠かせない一本に
なることと存じます
ちなみに
おなじような重めの塩瀬
と云えば…
コチラもまだ
お棚で寛いでおりますよ(笑)
今小路 あま宮 別誂え
先の2点同様
気になる方は お気軽に
ご連絡くだしさいませね
小宮 たつみ より