京都 今小路 あま宮 ブログ

「泥藍大島 と メッセージ帯」

ここ数日

19℃17℃ と

2月とは思えぬ暖かさ

となっております京都

着てきたのは

泥藍大島メッセージ帯

気温が低い時には

大島のツルっとした感じ が

なんだか冷たく感じ

着る気にならない(笑)

 

のですが

 

こうして気温が高い日には

このツルっとした感じ が

かえって心地よくw

 

雨だと尚更迷わず

手に取ります(笑)

帯は

雨降ってるしなぁ…

染帯はイヤだし…

織帯、織帯…

 

あっ、最近してないか?

 

でメッセージ帯

本日は 日中パラパラで

帰宅時間から本格的雨

 

との事でしたし

朝から暖かかった ので

 

上衣は迷わず 雨コート

でも水曜日からまた

気温が下がり

冬に逆戻りなんですって

同じ袷でも

 

真綿や絞り 鬼シボ縮緬などの

生地自体が空気を包みやすいモノ

大島や丑首、綾織りの紬

一越 紋意匠といった

そこまで空気を包む感じが無いモノ

 

では、暖かさが違い

 

また、

織モノでも染モノでも

撚糸がかかっているモノ は

水に弱く縮みやすい

 

けど

撚糸がかかってない糸で

織られたモノは

比較的水に濡れても平気

だったりする

 

 

 

 

そんな其々の特徴を

ちょっと

頭の隅に置いておくだけで

 

雨の日の絹物も

急な暖かさも寒さも

怖くないし

 

 

 

帯に関していて云えば

 

雨の日は極力

塩瀬の帯は避ける

↑水シミができやすいから

 

って思っておけば

 

仮に雨に当たったとしても

そこまで事件にはならないw

そして、何よりも

お気に入りの雨コートがあれば

 

雨の日のキモノも

嫌じゃなくなる(笑)

ついつい後回し に

なりがちですが

意外と雨は多いのです

いざという時に

断念しなくて済むように(笑)

 

お手持ちのキモノ達を把握し

足りないモノを補いましょ

小宮 たつみ より


次へ 投稿

前へ 投稿

© 2024 京都 今小路 あま宮 ブログ

テーマの著者 Anders Norén