昨日 帰ってきた
雪柳の小紋 を
着ようと思ったら …
急遽 袖を通したのは
男物のアンサンブル を
仕立て替えた
一元蚊絣の 紬大島に
吉野間道の 帯
濃い緑の 玩具柄襦袢
いつもなら
冠組 や 御岳組 で
バチっとした色の 小物を
合せるのですが
本日の気分は
鶸色濃淡暈しの 帯揚げに
コーラル系に 白と薄鼡が入った 平組
こうして 「基礎中の基礎」みたいな
キモノ や 帯を 着ていると
良く思うんです。
基本(ベース)を知ってて 崩すのと
基本(ベース)を知らずして 崩すのでは
全く違のに!! って。
着付け にしても
図案 にしても
基本を踏まえた上で 崩された(アレンジされた)
着付け や 文様 は
美しいけれど
踏まえずに 崩された)
着方 や 文様 は
どこか 違和感があり
凛とした 佇まいを
感じられない
着物に 限らず
なんですけれど ねっ。
そうした 小手先だらけの
今を 目にする度に
己の 教養は
本当に 大丈夫なのか!?
と 戒め
「あ~ 凄いなぁ~」と
思う方々に 教えを乞う
「他人のふり見て 我がふり直せ」
昔の人は 上手いコト
いうなぁ。。。
頑張ろっ!! っと
思う 雨の日の京都で
ございます。
皆さま
この度の 連休は
冷たい雨と なっております
どうぞ お気をつけて
お出ましくださいませ。
小宮 たつみ