本日も京都は 晴れ18℃
気持ちの良い秋晴れ
着てきたのは
茜染めの士乎路を着る時 は
なんとなく 同じ茜染めのこの帯
を 締めたくなる w
そして、
キーンと冷え
澄みきった空気 になると
何故か 茜に手が伸びます
きっと 暖かさを求めて
いるのでしょうね
そうそう、そう云えば最近
寸法について良く
ご相談があります
胸まわりがなんか ダボつく
襦袢の袖 が出てくる …
これって寸法変えた方が良い?
って。
で、
よくよく話を聞かせて戴き
お仕立てされている寸法
を 拝見すると
概ね 寸法には問題ない場合が多い
のです。
では、何故そうなるのか?
一番考えられる原因は 着付け
着付けの際 一番気をつけたい のは
背中心を合わせるコト
と
上半身の空気を抜くコト
それは下着からです
肌着の空気をしっかり下へ抜き
襦袢の背中心を 背骨と合わせ
衿は首に添うように そーっと
持ってきて、伊達締めをしたら
伊達〆より上の空気は しっかり下へ抜く
そして その上に羽織る着物も
背中心を背骨としっかり合わせ
衿合わせの際には
衿中心から胸下にかけて
半襟にキモノを添わす ように
力は入れず、そーっと
空気を抜くように合わせ
胸紐をする
そして 背中のシワを取り
胸紐から上の空気 を
力を入れず そーっと抜く
空気を抜くイメージ としては
身体の中心から両脇下に向けて抜く感じ
です。
コレだけで 随分違ってくる
と 思われます
襦袢の背中心がずれている と
当然、着物から袖は出てきます し
襦袢と着物の背中心がずれていても
それは同じ
また、肌着の時から
上半身の空気を抜いておかないと
どんなに 襦袢を綺麗に着ても
衿元は崩れてきます
そして、
肌着と襦袢を綺麗に着ても
着物の衿合わせの際 に
襦袢と着物の衿を 空気を抜くように
下してこない と
どんなに自分寸法で作っていた
としても、
襦袢と着物は添わないモノ
です。
逆を返せば
多少寸法が違くたって
そのコトだけ 気をつけて
着るコトが出来れば
納得のいく着姿になる
ってコト
気にして着ているんだけど…
と お思いの方
良かったら一度 お稽古を
受けてみてくださいませ
あ~~そこかぁ~!!!
って云う気づき
が あるハズ ですよ
大切なのは 手指の動かし方 デス
ご興味ある方は お気軽に
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小宮 たつみ より