京都 今小路 あま宮 ブログ

単衣きものと鳥獣戯画

暦の上では 大暑のころとなり

一年で 一番暑い季節を

迎えましたが

早くも次のシーズン
秋 に着るモノが

気にかかります

お洋服もそうですが

秋になると
少し 暖かみのある

お色を 手に取りたくなり

暖かみと 涼やかさの間の 色
シェルピンク は

秋単衣にぴったり

もちろん
爽やかな帯 を合わせて

春単衣としても
着映えのする 優れものです。

紬縮緬 単衣 生地 伊と幸

とても清んで キレイな地色に

鶸色 深川鼠の 間道は

ありそうでない配色 で
モダンな印象 を

与えてくれています。

生地は

「伊と幸」さんの

柔らかく 軽やかな 紬縮緬

紬と 縮緬の良さを 併せ持った

独特な質感は

肌にも まとわりつかず
単衣の時期 に

心地よく 着られる一枚です。

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柄を 少しずらして

お仕立てすると

リズム感 が生まれて

とっても素敵!

初秋 とは言え

まだまだ暑い日も 多い

9月には

淡いグレーの 麻襦袢を重ね

染名古屋帯 段絽地 鳥獣戯画

を合わせると

シャレた 秋らしいよそおいに。

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根岸色の地色に 秋草と

なんとも 愛らしい

お顔の うさぎと蛙たち

何を話しているのか

想像してニンマリ

色の濃淡と

アクセントにさしてある

金と刺繍が 立体感を生み

何度見ても 飽きがこず
周りの方々からも
褒められること 間違いなしです

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虫が鳴きだしてから
慌てて 秋のお仕度

に ならないように
今から ゆっくりと吟味して

こんな風情ある一揃え を
早めに ご用意しませんか

あま宮では
秋物が 少しずつ

入荷しております

のんびり

遊びにいらしてくださいませ。

長女より


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