京都 今小路 あま宮 ブログ

「西陣御召と紅型名古屋帯」

そろそろ 袷のお支度?

と 申しましても

近年の10月は 気温も高く
単衣を着ることが 増えて参りました。

そこで 10月にも着たくなる
単衣のコーディネートをご紹介

nishijin-omeshi-imagawaorimono

藤鼠色に 山道文様が美しい

今河織物の ‟ 西陣御召 ”と

知念績元さんの
‟ 紅型九寸名古屋帯 ”です。

藤鼠の西陣御召の透明感の秘密 は
nishijin-omeshi-imagawaorimono

藤色と 限りなく

白に近い 銀ねず色の
2色の糸が経糸(たていと)として
使用されていること

そして
経錦(たてにしき)の組織を使って

緯糸(よこいと)に

御召緯(おめしぬき)と
いわれる強撚糸使った

今河織物さんならではの

織り方にあります。

ですから
身に纏った時に

布が光を自在にあやつり
色無地のようで色無地でない
紋織の無地染めのようで

紋織の無地染めでもない

先染糸ならではの

独特の奥行感が
生まれるのと同時に

単衣でお仕立てしても

裏にも柄が反転して
現れておますので

裾返り姿美人に

そんな美人さん着物 には
ちょっと

愛らしさのある帯を合わせて

bingata-nagoyaobi (1280x853)

知念績元さん のお染めになる

琉球紅型は

紅型らしい力強さ と元気さに

どこか優しさがプラスされた 作品

ありそうで無い 琉球紅型でございます。

実はこちらの帯
仕入れた当初より あま宮の次女が
狙っております(笑)

彼女が 出勤の日には
必ずと言っていいほど

どこかにディスプレイされており

通りすがりにいつも
立ち止まって

「かわいらしいわぁ~。え~ねぇ~。」
「なんでも合うわぁ~。合わせやすくて
え~ねぇ~。」

と連呼

確かに とっても合わせやすいのです!

とっても使いやすいからこそ
スタッフではなく
皆さまに着て戴きたい!と思う
意地悪な三女 なのであります。

お手持ちの久留米絣や大島紬などと
合わせて 普段使いも また 素敵ですね♪

皆さま ぜひ

お気軽にお問合せ下さいませ。

三女より


次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

© 2024 京都 今小路 あま宮 ブログ

テーマの著者 Anders Norén