京都 今小路 あま宮 ブログ

「知ってるようで知らない和裁のはなし”指ぬき”」

和裁をするにあたって

基本の「き」となる

指ぬき

これがないと

実は 何もできません

しかしながら

和裁士さんの間では
当たり前すぎて

今まで 語られたことも

なかったですし 和裁を

してこなかった 私たちには

聞いたことは あれど
使い方すら わかりません

実は 多くの和裁士さんは
自分のサイズに合わせて

手作り

作り方はこう

指ぬき用の革と針と糸を用意

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指ぬき用の革は

和裁針などを 扱っているお店

なら売ってる と思いますよ

利き手の 中指の第二関節のすぐ上

にくるように 合わせて

長さを見ます
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そして 不必要な長さと

四つ角をカットyubinuki_3

針に糸を通して

二重にし
X(バッテン)に

あっ バッテンじゃなくても

縫い止めてあれば OKです!

革の切り口を ぴったりと

合わせて 何回か縫いますyubinuki_4

しっかり 玉結びしたら

完成~
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玉止めは

外に出る ようにすると
良いですよ

内側にすると

お仕事する時に 痛いので…

指にはめると こんなカンジ
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どうやって

使うかというと
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こうして

針のおしりを 指ぬきに当てて
縫ってゆきます

市販で金物や
プラスチックに革がついてるもの

もありますが

こうして

自分サイズに作ると
半衿付けも ちょっと

楽しくなりますよね♪

本当は 次女に

綴って戴きたかったのですが

「え~~っ…」と無言に…

なので ちゃんとプロの確認を戴いて

代わりに 三女が 綴らせて戴きました!

今後も
知ってるようで知らない和裁の話

いつか シャイな彼女が
直接綴ってくれることを

願いつつ あま宮の次女監修のもと

綴らせて戴きますね♪

三女より


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