京都 今小路 あま宮 ブログ

「着物での座り方…」

 

定休日の きのう

急遽 原宿で
打ち合わせが入り
お江戸へ日帰り

 

袖を通したのは
絽小紋 七宝 夏帯 妖怪短冊
レモンイエローの飛び柄小紋妖怪短冊の帯

 

お江戸でお会いするのは
アパレルの方でしたし

 

朝イチに 京都で
お子さま連れの方と
モーニング会 もすることになっており

 

 

話題性のある飽きない帯に
京都らしい 華やかさのある小紋

という選択

 

 

 

そして 打合せ中の
何気ない会話から

 

「あぁ~ 座り方のせいね」

 

と 思いましたので

普段 私が 気をつけているコトを
少し…

 

 

 

 

まず 座る位置

 

観劇 や 新幹線の移動中
以外の時は

基本 このくらい
後ろが あいてます
着物 座り方 小千谷縮 手織り シナ布
なので

バッグは 脇ではなく
背に 置きます

 

また 座る時には
上前衽 を右脇に 寄せながら

腰を下ろし 下したと同時に

上前衽に添えた手を 放しながら
下前の身頃脇を シートと腿裏の間に
少しだけ 仕舞い込みます

 

そして 膝頭を揃え
脛は 真っすぐ下では無く
ほんの少し 左右どちらかに振る

 

この一連の動作 お洋服の

フレアスカート や
プリーツスカート などの時と

一緒です

 

そして 少し
おいどを 突き出して
胸を張る イメージ で

座ります。

 

 

 

 

そうすると 対面に
お座りになられた方には

このように 映ります
小千谷縮 十字絣 シナ布 着物で座るとき

ちなみに 私は手ひらに
汗をかく タイプなので

マナー的には
掌を上にするのは ナシですから

色々と マナーポリスからの
ご意見も 出そうですが

 

 

着物の上前に
汗ジミを つけるのも
みっともないですし

自分なりに 出来るコトを
… というコトで

 

 

なるべく 掌は上を向けて
着物を直接 触らないように
しながらも かつ

だらしなく
見えないように

なんとなく 指を揃えて
自然にしております。

 

 

 

 

きっと

 

どこのお店に行っても
どなたと 待ち合わせをしていても

「そうして着物で座ってると イイね」

っと また お店の方からは

「素敵な雰囲気をありがとう」

と云って戴けるのは
こういう事なのだろう…

 

 

ただ 着ていても

猫背で 着物の裾も
ボワッ となっていたら

きっと スルーされていますよね~

 

 

 

 

着物に限らず お洋服でも

綺麗な格好を していらっしゃるのに

お食事していても
お茶していても

テーブルの下 自由な方

最近 増えてますね

 

 

 

意外と 他の席から
見えています!

 

 

 

皆さまは

気になる? 気にならない?

 

 

 

ちなみに 本日のキモノは

手織りの小千谷縮シナ布 でした

 

 

 

 

小宮 たつみ より


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