本日の京都は
曇り 時々雨?
気温30℃ の予報で
湿度 高め…
というコトで
透け感の少ない
紗紬の摺り小紋「菱かさね」と 夏帯 月に雁
今年は 今週いっぱい位まで
単衣 と 透け感の少ない夏モノと
いったり きたり
その日の天気によって
使い分けることに なりそうです。
どちらにしても
まだ 暑いので
襦袢は「麻」ですが
半衿は??? といいますと
夏帯の時は 無条件で
「絽半衿」
綴れなどの 単衣帯の時は
陽射しもアリ 暑ければ
「絽半衿」
曇り空で 20℃半ばくらいだったら
「楊柳 や 塩瀬 の半衿」に
することが 多いですかね
帯揚などは 半衿に準じます。
絽半衿 に 高麗納戸色の
絽の帯揚げ
抹茶と白の 冠組帯締め
9月も 10日を過ぎて
透け感の少ない
夏キモノを着る時の コツは
- 帯を 夏帯 または 生紬地くらい
で合わせるコト - 帯の柄が 如何にも夏の柄 では無いコト
- 半衿 と 小物は 着物に合わせて
夏モノにするコト 但し 色合わせは 秋色にするコトですかね… 私はこの時期に
夏キモノを 着るときは
上記に 気をつけておりますが
どなたかに お咎めを
受けたことは 一度もございません
もし
お会いする方も お着物ならば
事前に連絡取りあって
ご一緒する方と 帯は
合わせた方が スマートかと
思われますが
よほどのお席にも 行かず
お稽古や 普段着なら
これでも 良い! と個人的には
思っております。
ただ
どーみても 透け感の強い夏キモノは
さすがに
10日も過ぎましたし
お空も秋めいて参りましたので
違和感を与えてしまう かも
しれませんので
常識の範囲で 着たら宜しいかと
価値観は 人其々
もしかしたら 私の着方も
違います!!って
仰る方が いらっしゃるかも
ですね。
でもきっと そういう方は
必要な時間だけ 着て
毎日 一日中着て
過ごしたりは していないのでしょう
だって 昔とは
明らかに 日々の気温が
違いますしね
30℃にも なろうかという日に
一日中 着ている方が
何もかも単衣だなんて
結構 酷な話ですよね
あくまでも 着るモノですから
花街のように 厳格なルールのもと
日々 暮らす必要がある方は 別として
私のような 一般人が一般の生活をする中では
最低限のマナーと
周りへの配慮 さえ
出来れいれば
心地良いように 着れば良いのだ!
と 私は思っております。
小宮 たつみ より