京都 今小路 あま宮 ブログ

「結城紬 と 八寸」

本日の京都は 晴れ7℃

時折雪がチラつくかも?

そんな日に手に取った のは

灰桜色の本場結城紬

母から譲り受けた八寸帯

今日は終日 お稽古

その方に合わせて

日常着 となる紬に八寸

を着てきました。

そうそう、昨日

お客さまとメールで話してて

お客さまにご縁戴いたような

そして私が今日、着ているような

結城 を着ていると

「何着てるの?」

「結城ですよ」

「結城???」

「そんな結城みたことない!!」

「そんなのあるの?」

「え?何結城」

「地機ですよ」

「え???地機???」

「地機でそんなんあるの???」

「いいなぁ~」

と云う話になるらしいです。

うーーーんそっかぁ~…

しょっちゅうではない けれど

あるんだけどなぁ…

世間ではあまり 見る機会が無いのかも

しれないですねぇ…

本場結城紬 と云えども

実は色々

機屋さんや織手さんによって

実は 風合いも違います

でもそれはきっと

色々と着てきた人間だから

見分けられるコト ?

なのかも知れない…

取引先との会話でよくある のが

小宮さんにはバレる から

先に言っておくけど 実はコレね…

っていう会話(笑)

そう、確かに気づいてしまう

でも、それでも

提示された金額 と

指摘箇所の具合 と

風合い と 上がり と

デザイン と

それが仕立てた時に

着手にとって 全然気にならない範囲

であり、むしろ

その程度でこの値段で手に入って

着れるのであれば 喜んで!

着たい!!

って思えるかどうか?

って云う 着手側からみた

バランス を判断した上で

納得して それでも着たい!!

って思えるモノ

だったら その時は

正直に事情をお話しして

ご納得いただいた上でご縁

を戴くコトもあります。

って話が逸れましたねw

とにかく!笑

結城に限らず どんなモノでも

証紙に頼らず 己の経験と

指先の感覚と 経験体験と

目の前の品モノ とを

照らし合わせて

こんなの着たい!!

って、自らも思えるモノ を

結城に限らず

ご相談のあった方 には

ご提案をさせて戴いております。

もし、皆さまの中で

いつかは結城も着てみたいけど

なかなか気に入ったの無いのよね…

とか、何かあれば

その時は 遠慮なく

呟いてみてくださいませね

一緒に お気に入りの一枚を

探しましょ♪

小宮 たつみ より


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