京都 今小路 あま宮 ブログ

「正藍結城 と 縞の帯」

本日の京都は 晴れ10℃

陽射しがあるぶん

少し暖かく感じます

本日着てきた のは

正藍格子 の 本場結城紬

縞の帯

先日のお稽古

ご自宅へ帰られた

お客さまより

着崩れず なのに苦しくない

緩い=楽 ではないのですね

目から鱗 デス

と メールを戴きました。

この方のお悩みのメイン は

衿元・衿まわり・胸まわり

帯が下すぎ?

だったのですが

ひとまず、

気になっている箇所 を全て

吐出して戴き(笑)

一つ一つ 見させて戴くと

共通しているのは

指の使い方と紐の締め方

そして 力加減

でした。

指の使い方

紐を結ぶ基本動作

は、以前

blogに記載しております ので

上のリンクをご覧戴く として

この「指の使い方」

が 出来て

「紐を結ぶ基本動作」

が 出来ると

衿は緩んでこないし、

紐をする動作だけ で

胸まわりもスッキリしますし、

帯も

下だけキッチリ締まって

上は楽チン♪

となり 着姿も綺麗になります

また、力加減も

ついつい

落ちてくるのを心配 して

無駄な所で ぎゅうぅ

っと 力が入り

肝心なところでは

力が抜けてしまっている

ってパターン

結構多いんですよ。

着付けに基本、力は要りません

紐を締める時 も

衿を合わせる時 も

浮かないように と

気がつけば 指に力が入ってる

のですが、

力は一切要らず

大切なのは

布をそぉ~っと

撫でるように添わせる

ただそれだけ デス。

下手に力を入れたり

ちょこちょこ手を動かしてしまう

と、

その分だけ 布目が崩れ

変にシワが入る

だから いつも

す~っと そ~っと

あとは 強いて言うのであれば…

気にして欲しい のは

1つの動作をする時 に

その場面 では

指先 を意識するのか

指の腹 を意識するのか

指の側面 を意識するのか

指全体 を意識するのか

その時小指は?

ちゃんと握られている?

ってコトぐらいです(笑)

何の為に今 この動作をしてるのか?

そう思うと 自ずと

指のどこを意識すれば良いのか

答えは出てきます

そしてそれは

最初は意識しないと出来ないコト

だったとしても

毎回、幾度となく

意識をしながら 回数を重ねる

ことで、いつの間にか

無意識でできるように なります

なんかいつも

思い描く着姿と違うのよね…

ってお思いの方

良かったら ちょっと

意識してみてくださいね

そして やってるつもりだけど

思いの着姿ではない…って方 は

良かったら一度

お稽古受けてみてくださいませ

あ~そう云うコト!

ってなると思いますよ

楽チングッズ も

寸法の微調整も

必要ありません

当たり前のコトを

当たり前にするだけ で

楽に着れるようになる

自身が経験してきたので

ここに断言します(笑)

小宮 たつみ より


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