先日 ご縁合って
大阪能楽会館へ 狂言を観に
伺いました
ロビーには 能面のミニチュア
ちょうど 暦も
7月1日でしたので
着物は 薄モノ
灰桜色の飛び柄小紋 鈴
と 妖怪短冊の名古屋帯
鈴の中は 良く見ていただくと
行儀や角通しなどの
江戸小紋なのですよ
直前までは 明るめの華やかな
お着物にしようかな と
思っていたのですが
当日の天気も かなり怪しく
そしてこの日は 能はなく狂言のみで
ちょうど 演目「三番叟」の中に
「鈴ノ段」の場面もございましたし
少しカジュアルめに
ダウンすることと いたしました。
基本的には お洋服でも
過剰なヘビメタファッション
サンダル 短パンでなければ…
と会館側などは 謙虚に
仰っておりますので
着物も それに準じ
音の鳴る 下駄などは控え
あとは 会場の規模や
演目によって
訪問着 や 附下
飛び柄小紋 と云った
あまり カジュアル過ぎない装いが
しっくりとくる 気がいたしますね。
逆に
民芸調の絣は 高価なのはわかるのですが
洋服に例えると
ざっくりニット 的な位置づけに
なりますので 少し
違和感を覚える気がいたします。
ただ 明確なルールがあって
ダメ
ってわけでも ございませんので
個々が 大人の判断を
されるのが宜しいのでは
ないでしょうか
価値観は 人其々ですものね
小宮 たつみ より