京都 今小路 あま宮 ブログ

「恵方巻から キモノの事を考える…。」

京都で 節分と云えば
吉田神社への お参り

昨夜 行って参りました

吉田神社 京都 節分

今年は 2月3日が金曜日
ということもあり

昨年よりも 多くの人

吉田神社 節分祭 出店

お参りも

吉田神社 節分祭 

斎場所大元宮 の後方に祀られている
出身地の神さまへも

ところで 昨日
恵方巻 を掲載し

なんで恵方巻? 丸かじり?
が気になって 少しだけ
調べてみたのですが…

どうやら 諸説あるようですね

節分に

縁起を担ぐ意味で「七福」にちなみ
七つの具材を入れた 太巻きを食べた

という習慣は

関西発祥で間違いなさそうなのですが

恵方巻 京都 すし岩

丸かじりの文化は お遊びごととして
始まったのがきっかけで 一部の人達だけで

みんなが丸かじりしてたワケではない とか
そうではないとか…

また 恵方巻 と名付けたのは
大手コンビニチェーンだとか…

なるほど! 納得です

なんで 丸かじりなんて
するのかなぁ~って
不思議だったんですよね。

それならば 自分なりに
良いトコ取りをすれば良いのだ!

という考えに落ち着き
昨日は

北北西に向かって
一口サイズに切った 太巻き(恵方巻)を
願いを込めて 無言で 一本分
戴くことにしました 笑

お着物についても
同じようなコトが 言えますよね

宝尽くしの柄は普段は着れないの?とか…

桜や梅など お花の柄は
その季節以外は着れないの?とか…

でもよく考えたら
いつ 誰が そんなことを決めたの??

って話

多少の マナー的な ルールは
暗黙の了解で 存在しているにしても

今のように

コレは こうしなきゃダメなんですね!!
ソレとそれを合わせるのは 間違いですね!!

といった 頭ごなし的に
否定されるのも… ねぇ…

いくら素敵な柄 だからといって
ランジェリー(襦袢)で街を歩く

とか

悲しみ事の席に
キラキラしたもの(吉祥文様)を着てゆく
って わけではないのですから…

きっと
高度な遊びの中から 粋とされ
生まれた情報を 聞きかじった方が
あたかも!な感じで 語り継ぎ

恵方巻=丸かじり や バレンタイン=チョコ
のように

いつかどこかの タイミングで
お金の匂いもする 大きな力も 働いて…

いつの間にか イケない!
みたいになってしまた…ような
気がいたします。

もちろん
ベースとなるものは
存在すると思いますよ

どんなに高価でも

紬 = 今で云う セーター的存在 とか
綿 = デニムやチノパン的存在 とか

でも それをどう理解し
どの場所に どんな形で着てゆくか は

本人の価値観次第

ということだと思うんですよね

だから 疑問や不安に思ったことは
日常の出来事と同じように

信頼できる方の意見を 聞いてみたり

当たり前にみんなが着ていた時代の
文献とかを参考にしたりして

自分なりに答えをだせば 良い
のではないでしょうか…。

さて また
長々と書いてしまいましたが

本日のキモノは

小紋 縞お召 染替え

染め替えた 縞お召 に 影絵の帯

ちょっと アクセントが
欲しかったので 本日は
あえて帯締めを 少しずらし

いつもは下に隠れてる
濃い紫も 出してみました

立春で 良く晴れましたので
ウキウキした色合わせ がしたくって

名古屋帯 塩瀬 影絵
後ろ姿は このようになってます。

週末には また
寒の戻り があるみたいですね…

インフルエンザもピークだとか!

皆さま
どうぞ ご自愛くださいませ

三女コト
小宮 たつみ より


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